【2023年3月完成】東京に高さ日本一330mの複合ビル【虎ノ門・麻布台】

虎ノ門・麻布台プロジェクト(出典 森ビル)

森ビルは、東京都港区に高さ日本一となる330m、64階建ての超高層ビルを建設する。

約63,900㎡の敷地に合計3棟の超高層ビルを総事業費約5,800億円で建設するもので、森ビルとして最大級の再開発プロジェクトとなる。

就業者数は20,000人、居住者3,500人で、敷地内にインターナショナルスクールも設置され、外資系会社を誘致する計画と思われる。

 

虎ノ門・麻布台プロジェクト概要
名称虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
事業者虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
所在地東京都港区虎ノ門5丁目、麻布台1丁目、六本木3丁目
区域面積約81,000㎡
敷地面積約63,900㎡
延床面積約860,400㎡
棟数「メンインタワー」「西棟」「東棟」の3棟
高さ高さ330m・高さ262m・高さ237m(3棟)
用途住宅(1,400戸)
事務所(約213,900㎡)
店舗(150店)
ホテル(120室)
インターナショナルスクール
中央広場(6,000㎡)
文化施設(9,000㎡)
緑地約24,000㎡
駐車場1,880台
事業費5,800億円
組合員285人
着工2019年8月5日
竣工2023年3月31日

地図

なぜ高さ330mなのか?

出典 森ビル

棟名街区高さ階数用途
メインタワーA街区330m64階住居+事務所
西棟B-1街区262m64階住居
東棟B-2街区237m54階住居

この再開発ブロジェクトでは1,400戸の住宅が計画されており、六本木ヒルズと比較すると住宅の比率が大きい。

最も高い「メインタワー(64階建)」の54階以上も「90戸の住宅」となる。

住宅を高価格で販売するためには眺望が重要で、出来るだけ高いビルにする必要があったと思われる。

近隣に高さ333mの東京タワーがあるため、それを前例として高さ330mまで認められた可能性がある。

 

グランフロント大阪と比較

グランフロント大阪

2013年に開業した「グランフロント大阪」の総事業費は6,000億円で開発面積は約70,000㎡(道路を含む)と、今回の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」総事業費5,800億円に匹敵する規模だ。

虎ノ門・麻布台プロジェクトグランフロント大阪
合計南館北館B+Cマンションうめきた広場
敷地面積約63,900㎡47,837㎡10,571㎡22,680㎡4,666㎡9,920㎡
延床面積約860,400㎡567,929㎡188,076㎡295,511㎡73,800㎡10,542㎡

超高層ビルは高くなるとエレベーターなどのコア部分の面積が大きくなり、オフィス面積の比率が少なく経済性が悪くなる。そのため高さ250m程度が経済的と言われる。

グランフロント大阪の4棟のビルの高さは約180m、約175m、約174m、約154mなので、250m~300mのビルを3棟を建設することもできたはずだ。

それができなかったのは、大阪梅田周辺は伊丹空港の進入コースに近いため航空法によりビルの高さが約180mに制限されているからだ。

「大阪の再開発」と「伊丹空港の利便性」を優先するのか、検討する時期に来ているのではないか?

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