麻布台ヒルズ(330mの複合ビル・約1,400戸・東京都港区・森ビル)2023年3月竣工 アマンレジデンス東京・ジャヌ東京(高さ日本一)

麻布台ヒルズ(出典 森ビル)

森ビルは、東京都港区に高さ日本一となる64階建・高さ330mの超高層ビル「メンインタワー」を建設しており、2022年4月21日、最上階まで到達した。

今後、2023年3月に竣工する予定。

2022年12月14日、街の名称が「麻布台ヒルズ」に決定した。

約63,900㎡の敷地に合計3棟の超高層ビル(総戸数1,391戸)を総事業費約5,800億円で建設するもので、森ビルとして最大級の再開発プロジェクトとなる。

  • A街区「メンインタワー」の54階~64階に「アマンレジデンス東京(全91戸)」が入居する。
  • B-2街区1階~13階に、アマンの姉妹ブランドのラグジュアリーホテル「ジャヌ東京(120室)」が入居する。
  • B-1街区(970戸)とB-2街区(330戸)を含め、総戸数は1,391戸となる。

未確認情報ですが、アマンレジデンス東京の最高価格は200億円、平均価格20億円と言われる。

居住者3,500人(1,391戸)、就業者数は20,000人で、敷地内にインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン・東京(THE BRITISH SCHOOL IN TOKYO)」を誘致し外資系企業のニーズにも対応する。

出典 森ビル

棟名街区高さ階数用途
メインタワーA街区330m64階住居(91戸)+事務所
西棟B-1街区262m64階住居(970戸)
東棟B-2街区237m54階住居(330戸)

 

出典 森ビル

 

麻布台ヒルズ概要

54階~64階部分には「展望デッキ」と「スカイガーデン」が設置されるようだ。

名称麻布台ヒルズ(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)
事業者虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
所在地東京都港区虎ノ門5丁目、麻布台1丁目、六本木3丁目
区域面積約81,000㎡
敷地面積約63,900㎡
延床面積約860,400㎡
棟数「メンインタワー」「西棟」「東棟」の3棟
高さ高さ330m・高さ262m・高さ237m(3棟)
用途住宅(1,391戸)

  • A街区(91戸)
  • B-1街区(970戸)
  • B-2街区(330戸)
事務所(約213,900㎡)7F~52F
店舗(150店)
ホテル(120室)
インターナショナルスクール(B1~7F)
中央広場(6,000㎡)
文化施設(9,000㎡)
緑地約24,000㎡
駐車場1,880台
事業費5,800億円
組合員285人
着工2019年8月5日
竣工2023年3月31日

地図

 

アマンレジデンス東京

  • 最も高い「メインタワー(64階建)」の54階~64階は、外資系高級ホテル「アマン」がサービスを提供する住宅「アマンレジデンス東京(全91戸)」となる。
  • 一部報道では1戸当たり数十億円とも言われている。

 

ジャヌ東京

  • B-2街区の低層階「1階~13階」には、アマンの姉妹ブランドのラグジュアリーホテル「ジャヌ東京」が入居する。
  • 客室数は120室で、標準的な客室面積は約60㎡となる。
  • 6つのレストラン、カフェ、バーなどを備える。

 

なぜ高さ330mなのか?

出典 森ビル

棟名街区高さ階数用途
メインタワーA街区330m64階住居(91戸)+事務所
西棟B-1街区262m64階住居(970戸)
東棟B-2街区237m54階住居(330戸)

この再開発ブロジェクトでは1,400戸の住宅が計画されており、六本木ヒルズと比較すると住宅の比率が大きい。

最も高い「メインタワー(64階建)」の54階~64階も「91戸の住宅(アマンレジデンス東京)」となる。

住宅を高価格で販売するためには眺望が重要で、出来るだけ高いビルにする必要があったと思われる。

近隣に高さ333mの東京タワーがあるため、それを前例として高さ330mまで認められた可能性がある。

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