那覇と神戸のどちらが都会か?中心市街地100㎢で比較

那覇市(モノレールおもろまち駅周辺)

那覇市の人口は31万人、神戸市の人口は150万人で神戸の方が5倍も人口が多い。

しかし、実際に那覇市と神戸市を訪問すると、都市の規模はほぼ同じと感じた。

そこで、那覇市と神戸市を中心部の面積100㎢で比較してみた。

 

那覇市

那覇市(+周辺市)人口面積
那覇市31万人40㎢
浦添市12万人19㎢
宜野湾市10万人20㎢
豊見城市6万人19㎢
合計59万人98㎢

 

 

神戸市(JR三ノ宮駅周辺)

神戸市

神戸市(区部)人口面積
中央区14万人28㎢
東灘区21万人30㎢
灘区13万人33㎢
兵庫区11万人15㎢
合計59万人106㎢
(神戸市全体)(150万人)(552㎢)

 

コメント

神戸市の中心4区の合計人口は59万人・面積106㎢、那覇市と周辺3市の合計人口59万人・面積98㎢となる。

数字上では、都市中心部の規模は那覇市と神戸市はほぼ同じと言えるかもしれない。

さらに、沖縄県への国内・国際の観光客は年間1,000万人で、平均3泊すると延宿泊数は3,000万人となる。

これは1日平均8万人の観光客が沖縄県に滞在していることを意味する。

このうち、半数の4万人が那覇市と周辺に滞在すると仮定すると、那覇市と周辺の合計人口は約63万人となる。

 

神戸市の郊外区

神戸市(区部)人口面積
西区23万人138㎢
北区20万人240㎢
長田区9万人11㎢
須磨区16万人29㎢
垂水区21万人28㎢
合計89万人446㎢

神戸市の人口150万人のうち、23万人が西区、20万人が北区に住んでいる。

しかし、これらの2区は三ノ宮駅からは六甲山の裏なので、神戸市街地との一体性は薄い。

 

まとめ

那覇市の人口は31万人、神戸市の人口は150万人だから、神戸市の方が5倍多い。

しかし、中心市街地100㎢の人口は那覇市と周辺は59万人、神戸市4区の合計も59万人で同じ規模だ。

しかも、沖縄県の国内外の観光客数は年間1,000万人もいる。

総合的に考えると、那覇市の方がビジネスチャンスがあるのではないか?

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