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2026年大阪の高級ホテル(客室単価10万円以上)958室不足 日本政策投資銀行

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日本政策投資銀行の「2026年 関西2府4県におけるラグジュアリーホテルの需給推計」によると、2026年大阪府では客室単価10万円以上の高級ホテルの需要客室数2101室に対して、供給客室数は1143室で958室が不足する。

(供給客室数は客室の実数ではなく稼働率85%で計算)

 

出典 https://www.dbj.jp/topics/investigate/2022/html/20220608_203852.html

府県名 2022年の実数 客室単価10万円以上の客室(稼働率85%)2026年 需要客室数(2026年) 不足数(2026年)
京都府 1437室 1373室 1431室 -58室
大阪府 1022室 1143室 2101室 -958室
兵庫県 454室 386室 490室 -104室
奈良県 84室 110室 177室 -67室
和歌山県 231室 196室 272室 -76室

 

日本政策投資銀行の提言

  • 既存ホテルの客室面積を拡大するなど大規模なリニューアルを実施する。
  • オフィスビル開発では高層階にホテルを誘致する。

 

大阪で開業予定の高級ホテル

開業予定日 施設名 客室数
2023年3月 センタラグランドホテル大阪 515室
2024年3月 梅田3丁目計画 400室
2024年下期 阪急阪神ホテルズ 482室
2024年 フォーシーズンズホテル大阪 178室
2025年上期 ウォルドーフ・アストリア大阪 252室
2025年 パティナ(カペラ)NTT本社跡地 220室
合計 2,047室

当ブログの推測では、すべての客室が客室単価10万円以上ではなく、ホテルによっては一部の客室のみ10万円以上と予想される。

 

愛知・名古屋

愛知県と名古屋市は、客室面積50㎡以上のホテルに対して10億円ずつ合計20億円の補助金を出している。

 

国土交通省からの「宿泊施設の整備に着目した容積率緩和制度の創設に係る通知」に基づく大阪市の運用方針

  • シングルルーム15 ㎡以上
  • ツインルーム22 ㎡以上

上記の客室について容積率の緩和を行う方針だが、客室面積50㎡以上のホテルについて補助金や容積率のさらなる緩和を検討すべきではないか?

150室くらいに高級ホテルの延床面積は約25,000㎡なので、イメージとして敷地面積約5,000㎡だと容積率を500%緩和すれば延床面積25,000㎡を増床できる。

 

高級ホテルの可能性のある物件

  • 大阪日興ビル・梅田OSビル(合計敷地面積約2,200㎡)の再開発ビルは高さ100mくらいになると思うので、高層階に「50室」くらいの高級ホテルを誘致できると思う。
  • 大阪ガスビルの西側用地(敷地面積約5,000㎡)も、低層階をオフィスとし、高層階に150室くらいの高級ホテルを誘致できると思う。
  • 堂島の旧古河大阪ビル(敷地面積約5,000㎡)にも150室くらいの高級ホテルを誘致できると思う。
  • 心斎橋の三菱地所レジデンスの開発用地「萬栄旧1号館跡地」(敷地面積約2,000㎡)にも50室くらいの高級ホテルを誘致できると思う。

大阪市と大阪府の対応次第では、現在開発中の物件で合計400室くらいの高級ホテルを誘致できると思う。

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