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【9平米】東京では「3畳ワンルーム」が人気、家賃は6万円~7万円

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今、東京都心では3畳ワンルームの部屋が人気になっているという。

「3畳ワンルーム」の家賃は月6万円~7万円と思ったよりも高い。面積は約9平米だが、キッチン、トイレ、シャワーが完備されており、昭和の「神田川」にような住環境とは大きく違う。

しかも駅から5分程度の好立地に建設されることが多く、人気となっている。

入居率は現在99.3%です。
引用 https://www.fnn.jp/posts/00295760HDK

以前であれば、1人暮らしでもテレビとステレオを持つことが多かったが、今では「スマホ」があれば十分なので、その分、部屋の面積も小さくていいのかもしれない。

以前は「シェアハウス」が人気だったが、やはり、いろいろと面倒なことも多く、「3畳ワンルーム」に人気が移って来ているのかもしれない。

 

入居者には学生が多い

都内の学生のうち、地方出身者は学生の約3割、20万人とされる。地方からの仕送り金額は月平均7万円、年間84万円となっている。20万人の総額では、1,680億円になる。

ある意味、東京はそうやって地方がら多額お金を吸い上げて、成長してきた。

しかし、地方の人口減少により、地方から上京する人数も減少して、今までの成長パターンが通用しなくなるだろう。

もうそろそろ東京の成長も限界が来ているのではないか?

 

2017年1月~12月 東京と大阪 百貨店売上高(年間)

都市名 2017年 2016年 前年比(増減額) 前年比(増加率)
東京 1兆6087億円 1兆6013億円 +74億円 +0.5%
大阪 8,097億円 7,594億円 +503億円 +6.6%

出典 日本百貨店協会の売上高を当ブログで集計・計算

東京は人口が増加しているが、デパート売上の増加率は+0.5%で、逆に人口が減少している。一方、大阪のデパート売上の増加率は+6.6%となっている。

もちろん、大阪のデパート売上はインバウンド消費に影響が大きいが、それでも、今までの東京の人口増加による成長パターンが通用しなくなっているのではないか?

東京は人口集中により、逆に非効率になっている分野が出始めているのではないか?

例えば、高速道路の建設費は、盛土方式なら1km当たり約50億円で建設できる。しかし、東京の首都高速中央環状線は9.4kmで3,100億円と1km当たり約330億円かかっている。

地方再生というと、大規模再開発を思い浮かべるが、実は身近な住環境を整備するということが地方の人口対策になるのではないか?

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