(西九州新幹線)嬉野温泉駅前にマリオットがホテル計画(フェアフィールド・バイ・マリオットか?)

2022年秋に開業する西九州新幹線(武雄温泉-長崎)の嬉野温泉駅(佐賀県嬉野市)前に、米ホテル大手マリオット・インターナショナルと積水ハウス(大阪市)がホテルの進出を計画していることが分かった。

オープンは駅開業以降になる見通し。宿泊特化型で、周辺の温泉など既存の観光資源との相乗効果を図るとみられる。

引用 西日本新聞 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/818036/

 

「フェアフィールド・バイ・マリオット(Fairfield by Marriott)」嬉野温泉駅 概要

施設名フェアフィールド・バイ・マリオット嬉野温泉(仮称)
所在地佐賀県嬉野市(西九州新幹線嬉野温泉駅(新設)付近)
客室数84室
敷地面積2,700㎡
延床面積3,400㎡
階数4階
開業2023年夏
アクセス嬉野温泉駅(新設)

 

 

積水ハウスとマリオットは、地域の旅の拠点となる全国各地の「道の駅」に隣接するエリアに宿泊特化型ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット(Fairfield by Marriott)」を建設する。2020年10月から順次開業し、2025年までに3,000室を開業する。

  • 従来、「休憩・通過点」であった「道の駅」に「宿泊機能」を付加することにより、「地方創生」の拠点として再構成するもの。
  • レストランは併設しない宿泊特化型ホテル。
  • 客室面積は20㎡~25㎡で、宿泊料金は2名1室で1万円~2万円。

 

北海道

ホテル名客室数所在地道の駅開業日
フェアフィールド・バイ・マリオット北海道南富良野78室北海道空知郡南富良野町幾寅687南ふらの2022年6月
フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道恵庭102室北海道恵庭市南島松817-18道と川の駅花ロードえにわ2022年
フェアフィールド・バイ・マリオット北海道長沼78室北海道夕張郡長沼町東10線南7番地マオイの丘公園2022年6月

 

北関東

ホテル名称客室数所在地道の駅の名称開業日
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮87室栃木県(宇都宮)ろまんちっく村2020年10月7日
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ52室栃木県(茂木町)もでぎ2020年11月20日
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光91室栃木県(日光市)2021年3月22日

 

中部

ホテル名称客室数所在地道の駅の名称開業日
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園85室岐阜県(美濃加茂市)美濃加茂IC車3分2020年10月6日
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃54室岐阜県(美濃市)美濃IC車10分2020年10月6日
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上87室岐阜県(郡上市)郡上大和駅徒歩10分2020年10月9日
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜高山荘川64室岐阜県(高山市)桜の郷 荘川2021年8月2日

 

関西

ホテル名称客室数所在地道の駅の名称開業日
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波
75室(3階)京都府(京丹波町)京丹波町 味夢の里2020年10月8日
フェアフィールド・バイ・マリオット・三重御浜
63室(3階)三重県(御浜町)パーク七里御浜2020年10月12日
フェアフィールド・バイ・マリオット京都宮津
93室(5階)京都府(宮津市)海の京都 宮津2020年12月15日
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ50室(3階)京都府(南山城村)お茶の京都 みなみやましろ村2021年3月12日
フェアフィールド・バイ・マリオット・三重おおだい72室(3階)三重県(大台町)奥伊勢 おおだい2021年3月9日
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本90室(7階)和歌山県(串本町)くしもと橋杭岩2021年4月14日
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ90室(7階)和歌山県(すさみ町)すさみ2021年6月9日
フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理99室(4階)奈良県(天理市)なら歴史芸術文化村2022年春
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫南あわじ100室(4階)兵庫県(南あわじ市)福良2022年春以降
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋73室(3階)兵庫県(豊岡市)神鍋高原2022年春以降
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫やぶ88室(4階)兵庫県(養父市)ようか但馬蔵2022年春以降

 

九州

ホテル名客室数所在地道の駅開業日
フェアフィールド・バイ・マリオットうきは(仮称)51室福岡県道の駅「うきは」2023年夏
フェアフィールド・バイ・マリオット嬉野温泉(仮称)84室佐賀県嬉野市嬉野温泉駅周辺2023年夏

 

コメント

  • 立地的にはルートインホテルと重なる部分があるが、ルートインホテルはビジネス利用が多い。しかし、フェアフィールド・バイ・マリオットは観光利用をメインの利用者層としているようだ。
  • 「道の駅」に隣接してホテルを建設するので、地元の地理に詳しくない観光客にもわかりやすい立地で、便利だと思う。
  • 2020年7月に開業した「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」にはバスタブが設置されていない。今後家業するホテルにバスタブが設置されるかどうかは不明だが、観光用となると「バスタブ」や「温泉」があった方がいいと思う。
  • 1室(2名利用)で宿泊料金1万円~1万5000円を想定している。(2018年12月の情報)
  • 食事は「道の駅」を利用してもらうほか、ホテル内の供用スペースにキッチンを設置する。(2018年12月の情報)
  • 大江戸温泉物語(ホテル)は1泊2食で7,980円~なので、フェアフィールド・バイ・マリオットの素泊まり1泊2名で1万円~1万5000円は割安感はない。
  • 積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「TripBase(トリップベース)道の駅プロジェクト」として、25道府県の自治体および34社のパートナー企業と事業連携を行うもの。
  • ホテルの客室数は50室~100室規模なので、全国3,000室・40ホテル程度と予想される。
  • TripBase道の駅プロジェクト」とは、「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに、地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済の活性化を目指す地方創生事業。

 

 

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