【世界空港ランキング2022年】羽田2位、成田4位、関空10位(英航空調査会社スカイトラックス社)

英航空調査会社スカイトラックス社(SKYTRAX社)が世界550以上の空港を対象に顧客サービス評価による世界空港ランキング2022年版で、羽田空港が世界2位、成田空港が世界4位、関西空港が世界10位となった。

The World’s Top 10 Airports 2022(世界空港ランキング2022)

順位空港名(前年)国名
1位ドーハ ハマド国際空港(1位)カタール
2位東京国際空港(2位)日本
3位チャンギ国際空港(3位)シンガポール
4位成田国際空港(5位) 日本
5位仁川国際空港(4位)韓国
6位シャルル・ド・ゴール空港(15位)フランス
7位ミュンヘン国際空港(6位)ドイツ
8位イスタンブール空港(17位)トルコ
9位チューリッヒ空港(7位)スイス
10位関西国際空港(9位)日本

羽田空港は前年と同じ2位、成田空港は前年の5位から4位にランクアップしたが、関空は前年9位から10位へランクダウンしている。

しかし、関空第2ターミナルは「ベストLCCターミナル」で1位、関空全体としても「手荷物配送」で1位となっている。

もしかしたら、関空のT1が改修中であり、これが顧客サービスという点で不利になったのかもしれない。

出典(JR西日本)

2023年春にJR大阪駅地下ホームが開業する予定で、関空=JR大阪駅の所要時間は現在の「関空快速(1時間4分)」から「特急はるか(48分)」に短縮される予定。

最速所要時間運賃本数/h(予想)
2022年現在
  • 56分(関空特急はるか+大阪環状線天王寺駅乗換)
  • 64分(関空快速)
  • 1,870円(乗車券1210円+特急券自由席660円
  • 関空快速1210円

 

  • JR関空特急はるか1本/h
  • 関空快速4本/h
2023年春48分(関空特急はるか)2,200円(予想)

乗車券1210円+特急券自由席990円

  • JR関空特急はるか2本/h
  • 関空快速4本/h
2031年春40分(最速38分の可能性も)
  • JR関空特急はるか2本/h
  • 関空快速4本/h
  • 南海ラピート2本/h
  • 空港急行4本/h

JR大阪駅=関空間の特急乗車距離が50kmを超えるため、特急料金が660円から990円に一段階高くなると予想。

2023年春にJR大阪駅=関空間は最速48分・2200円となり、料金が高くなるものの、所要時間が約16分短縮されるので、関空の評価も高くなる可能性がある。

JR西日本は期間限定で「J-WESTチケットレス500」を発売したこともあるので、キャンペーンで大阪駅=間空間の特急料金を500円で販売する可能性もある。

その場合、JR大阪駅=関空の特急運賃は1210円+500円=1710円になるかもしれない。

 

過去記事

CNNによると英航空調査会社スカイトラックスがまとめた世界空港ランキング2021年版で、羽田空港が世界2位、成田空港が世界5位、関西空港が世界9位となった。

引用 CNN https://www.cnn.co.jp/travel/35175004.html

世界2位となった羽田空港は「使いやすさや快適さ、飲食店の質の高さ」を評価されており、利用者の快適性のランキングと思われる。

世界空港ランキング2021年版

順位空港名国名
1位ハマド国際空港カタール
2位羽田空港日本
3位シンガポール・チャンギ空港シンガポール
4位仁川国際空港韓国
5位成田空港日本
6位ミュンヘン空港ドイツ
7位チューリヒ空港スイス
8位ロンドン・ヒースロー空港英国
9位関西国際空港日本
10位香港国際空港香港

関西空港は、日本国内では羽田空港、成田空港に次ぎ3位だが、世界のランキングでは世界9位とトップ10入りしている。

成田空港は現在4,000m(A滑走路)と2,500m(B滑走路)の滑走路2本だが、2028年度末までにC滑走路3,500mを新設し、さらにB滑走路を2,500mから3,500mに延伸するプロジェクトが進んでいる。

関空も2期島に本格的なターミナルを新設すべきだ。世界9位の世界的に評価された関空に投資することは投資効果が見込める。国策として投資すべき案件だと思う。

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