出典 大阪市
2022年12月22日、大阪市は2025年大阪・関西万博の会場跡地(約155ha・夢洲)の利用について事業者の意向調査(マーケットサウンディング)を実施すると公表した。
公募するのは万博会場跡地(約155ha)のうち北側の約50haで、大阪市は大規模なエンターテインメント施設や宿泊施設などの利用を想定している。
地図
調査対象地の概要
開発名称 | 夢洲第2期開発区域 |
所在地 | 大阪市此花区夢洲中1丁目1番20内外 |
面積 | 約50ha |
土地所有者 | 大阪市(大阪港湾局所管) |
基盤整備 | 夢洲第1期開発「IR統合型リゾート」と整合する観光外周道路を想定 |
周辺開発との連携 | 大阪ヘルスケアパビリオンや「(仮称)夢洲駅」、夢洲第1期開発「IR統合型リゾート」等の周辺開発と連携した、動線計画や土地利用計画を想定 |
万博会場跡地のうち北側約50ha(夢洲第2期開発)は、2028年後半にも部分開業予定のIR「統合型リゾート」(夢洲第1期開発)に近く、早期に開発する意向と見られる。
大阪市は2023年5月までに事業者から提案を募り、2023年夏にも結果を公表する考え。
さらに、万博会場跡地(約155ha)のうち南側(夢洲第3期開発区域)も、健康や長寿につながる長期滞在型のリゾート空間とする計画。
主なテーマパークの規模・面積
テーマパーク | 敷地面積など |
ディズニーランド | 51ha(敷地面積) |
ディズニーシー | 49ha(敷地面積) |
USJ | 54ha(敷地面積) |
ハウステンボス | 152ha(敷地面積) |
海遊館 | 2.8ha(延床面積) |
須磨水族園 | 約10ha(公園面積) |
ちなみに、近鉄グループHDは海遊館を天保山地区から夢洲へ移転することを検討している。
出典 日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO19080190Q7A720C1LKA000/
海遊館を移転しても敷地面積は2ha~4haなので、50haの規模にはならない。
したがって海遊館を核として、宿泊施設やショッピングセンターなども含めた総合的な国際的な観光施設になるのではないか?
沖縄の美ら海水族館よりも大きい、世界最大級のジンベエザメの水槽もできるかもしれない。
また、タラソテラピー(海洋療法)を取り入れた施設もできるかもしれない。
夢洲第3期開発区域
出典 大阪府
夢洲は、第1期~第3期開発区域に分け、3段階で開発される。
- 第1期(IR統合型リゾート)2028年後半部分開業
- 第2期(大型テーマパーク50ha)2025年万博終了後に着工
- 第3期(健康や長寿につながる長期滞在型のリゾート空間40ha)第2期の後に開発