2018年4月に開業した「ルクアフードホール」に1杯80円のエスプレッソがある。
イタリアでは、1杯100円くらいのコーヒー(エスプレッソ)を1日5回くらいカウンターで飲む。スタンディングで1分~2分くらいの短時間のブレイクを1日数回する。
これが1杯400円なら1日5回飲むと2,000円になってしまうので、日本ではイタリアみたいなことはできないと思っていた。
しかし、1杯80円なら5杯飲んでも400円なので、日本にいながら「イタリア式コーヒーブレイク」ができる。
訪日外国人の目的は、神社仏閣などの観光だけでなく、ラーメン、お好み焼きなどの「食べ歩き」が大きな目的になっている。
大阪は「食い倒れの街」と言われ「食文化」が有名だが、21世紀になって、改めて「食い倒れ」が観光資源になってきている。
「ルクアフードホール」は、普通のスーパーのようなに「お弁当」や「お寿司」も販売しており、それを店内のテーブルで食べることができる。
いろんな食べ物を少しずつ食べるという「スペインのタパス(小皿料理)」のようなスタイルも面白いと思う。
「ルクアフードホール」は開業間もないこともあって、ほぼ満席状態で行列が出来ている店もある。
「ルクアフードホール」の賑やかな感じがいい。
「大阪・梅田」って東京みたいに超高層ビルばかりになって、少し「冷たい」感じがあった。しかし、「ルクアフードホール」のような商業施設ができると、「新しい大阪らしさ」を体験できる。
改めて「大阪・梅田」の圧倒的な集客力の大きさに気づかされた。この集客力を関西経済復活に生かして行くには、さらに「工夫」「仕掛け」が必要になるだろうが、なんとなく復活の道筋が見えてきた感じがする。