堺市は、南海電気鉄道・泉北高速鉄道「中百舌鳥駅」と大阪メトロ「なかもず駅」の周辺エリア活性化に向けた基本方針を2024年5月に取りまとめた。
対象エリアは、「駅前広場エリア」「北部エリア」「周辺市街地を含む一体のエリア」の合計約10ha。
計画期間は、2024年5月~2034年で、基本方針では2040年頃の中百舌鳥駅周辺エリアのあるべき姿を見据えている。
駅前広場エリア
駅前広場エリア(出典 堺市)
「駅前広場エリア」は、交通結節点であり、多様な人々の行動の中心となる。
現状
住民や駅乗降客数(乗継利用者は1日4万人以上で)と多いものの、滞留空間の利用は少ない。
低未利用の空間の活用
市街地内の低未利用地や、駅前空間があり、有効活用する。
北部エリア
北部エリア(出典 堺市)
北部エリアは、産業支援機関が集積し、活性化に向けた活用が期待される低未利用地等が存在する。
策定目的
中百舌鳥駅前北側広場の再編や北部エリアの有効活用をはじめ、中百舌鳥駅周辺エリアの活性化
の方向を示し、民間投資の誘発等、多様な主体によりイノベーション創出拠点等の上位計画でめざすべき姿を実現し、エリア全体の魅力と価値の向上をも目的とする。