2025年4月1日現在の大阪市の推計人口は280万人を突破した。
正確には、2,800,023人で、前月比+5,425人、前年比+22,695人と人口が急増している。
2025年3月中の人口異動は、自然動態1,790人減、社会動態7,215人増であり、人口増減は前月から5,425人増となった。
人口増加の要因
グラングリーン大阪北館が2024年9月に開業、南館が2025年3月に開業するなど、大阪都心の再開発が順調に進んだ結果、従業員数などが増加した。
2024年の関空国際線利用者数2,391万人(全体で3,064万人)とインバウド観光客が増加しており、インバウド消費に関連する産業の従業員が増加した。
大阪市内ではタワーマンションが増加しており、大阪市周辺市から人口が流入した。
大阪市の人口は1年間で約2.3万人増加しており、今後毎年2万人増加すると2035年頃には300万人に達する可能性がある。
2030年「大阪IR」開業
出典 大阪府(イメージパース 結びの庭)
2030年秋、大阪IR株式会社は日本初のカジノを含む統合型リゾート(IR)を開業する。
建物の規模は、敷地面積約49ha・延床面積約85万㎡で、3つのホテル(合計2,500室)・6,000人以上収容の会議室を有する国際会議場・3,500席の夢洲シアター・カジノなどを整備する。
IRの初期投資額は約1兆2700億円で、主要施設は万博「表玄関」の大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)夢洲駅近くに建設する。
年間来場者数は1,987万人(1日最大10万人)で、雇用人数15,000人、年間売上高5,200億円。
「大阪IR」が開業するとさらに大阪市の人口は増加すると予想される。