出典 大阪市
大阪市は一時休止としていたJR片町線・東西線連続立体交差事業を別線地下化方式により再開する。
JR京橋駅の東西1.3kmを地下化するもので、事業費は1031億円、2030年度の事業認可、2031年度の用地取得開始を経て、2033年度に着工、2053年度の事業完了を目指す。
現在のJR東西線の地下ではなく、北側道路の下に別線(地下化)を建設する。
平成12年度(2000年)に「着工準備採択」されたが、2014年度の建設事業評価有識者会議で事業休止と判断され、「事業休止中」となっていた。2014年時点の総事業費は650億円だった。
地図
JR学研都市線 東西線「京橋駅」地下化計画 概要

京橋駅付近(駅を北側に移動)

広域
事業名 | JR片町線・東西線 連続立体交差事業 |
公示距離 | 約1,300m |
踏切除去数 | 3ヵ所 |
地下化駅 | 1駅 |
総事業費 | 1031億円(前回評価時650億円) |
事業認可 | 2030年 |
用地取得開始 | 2031年 |
着工 | 2033年 |
事業完了 | 2053年 |
出典 大阪市
旧計画
駅部を2層化する
地下化の必要性
JR学研都市線・東西線「京橋駅」の前後1,300mを地下化することにより、踏切3ヵ所を除去でき、交通渋滞を緩和できる。
また、京橋駅周辺の都市計画を推進することができる。
玉造筋を国道1号まで延伸
JR東西線が地下化されると、南北道路の「玉造筋」を「国道1号線」まで延伸する計画が進む可能性がある。
また、京橋駅の東側の南北道路「豊里矢田線(鴫野・蒲生)」の整備が進むと思われる。
現在のJR東西線と隣接地を一体利用
別線地下化が完成すると、現在のJR東西線と隣接地を一体利用できる。