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【リニューアル】伊丹空港改修工事、2018年4月18日に到着口を一ヵ所に集約【定点観測】

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2018年4月 空港ターミナル

関西エアポートは改装工事中の伊丹空港の中央ブロックの商業施設を2018年4月18日に先行開業させた。

空港ターミナルの中央ブロック部分を滑走路側に約20m増築した形になり、屋上の展望デッキの面積は1.5倍となる。

また、到着口は2階中央の1か所に集約され、ペデストリアンデッキを経由してバス乗り場やモノレール駅にアクセスしやすくなった。

集約される到着口(中央ブロック2階)

2018年4月18日からANAとJALの到着口が中央ブロック2階に集約された。上記写真は3Fの「ラウンジオーサカ」から撮影したもの。

写真の奥のガラス扉の向うが「バゲッジ・クレーム(荷物受取場所)」でベルトコンベアーはANA+JALの合計で8基設置されている。

滑走路側から中央ブロックを撮影(2018年4月)

中央ブロックの滑走路側に増築された建物の1Fはピロティー構造になっており、搭乗者の預け荷物を下ろし、2F到着口のバゲッジ・クレームに送ると思われる。

また、ボーディングブリッジが新設されており、階段でエプロンに下りれるようになっている。

空港関係者が利用する階段なのか?要人がエプロンに直接下りて、車に乗り込むためにも利用される可能性がある。

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モノレール駅へのペデストリアンデッキとの接続点付近

  • 左はANA(南ターミナル)へ行くスロープ
  • 中央は到着口へ行くエスカレーター(上り1基、下り1基)
  • 右は到着口へ行く階段

中央ブロック到着口からモノレール駅に行くペデストリアンデッキとの接合部分

ボーイング777など大型機が到着すると最大500人が到着口から出てくるが、この階段とエスカレーターで大丈夫なのか?

 

中央ブロックへの入り口

2018年4月18日の開業以前なので、シャッターは閉まっていた。

 

ANA(南ターミナル)方面に行くスロープ

金曜の夜、出張帰りや単身赴任のサラリーマンがキャリーバックを曳いてこのスロープを走る可能性があるので要注意。

 

ペデストリアンデッキからタクシー乗り場に行く下りエスカレーター

 

ペデストリアンデッキからバス乗り場に行く「エレベーター」と「階段」

 

中央ブロック出店店舗

フロア 店舗名 業種
3階 名代とんかつ かつくら とんかつ
海キッチン KINOSAKI 海鮮料理
黒門まぐろのエン時 和食・丼
大阪エアポートワイナリー 南イタリア料理・ワイン醸造所
DEAN&DELUCA カフェ
NORTHSHAORE カフェ
ボーネルンドあそびのせかい 親子向け
2階 さち福や 和食
美々卯 和食・麺
丸福珈琲店 カフェ
551蓬莱 豚まん
がんこ 和食
ルパン神戸北野 カフェ
肉が旨いカフェ
キットカットショコラトリー カフェ
ダイヤモンドカリー 洋食
黒船 菓子
SAC’SBAR バッグ
ポケモンストア キャラクター
コクミンドラッグ ドラッグ
関西旅日記 お土産
スワロスキー アクセサリー
pon pon×Chri.P 菓子
MARUSHO ファッション
SORAMISE 雑貨
1階 バル・カフェ Massa カフェ
WOLFGANG PUCK PIZZA ピザ
ローソン コンビニ

中央ブロック3階は1時間くらいの利用を想定して、2階は短時間の利用を想定している。

ル・パン神戸北野のモーニングは540円(税込)、ランチはサンドイッチとコーヒで約800円~1,000円、アフタヌーンティーは2,800円。

伊丹空港改修工事2018年3月現在

モノレール伊丹空港駅と空港ターミナルの間の「ペデストリアンデッキ」の途中から地上の島式バス乗車帯へ階段とエスカレーターが建設されている。

工事と通行レーンの変更のため、車が渋滞しているし、運転する方も、通行レーンの変更を知らない人が多く、危険な感じだった。
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「JAL側(北ターミナル)前の道路」

バスレーン(左) タクシー降車(中央) 自家用車降車(5分無料)(右)

降車レーンが変更になる。

今までは「タクシー」と「自家用車」が同じ降車レーンに停車していた。

しかし、今後「自家用車」は駐車場側に設置された「5分無料の降車エリア」(ANAとJALの2ヵ所)に停車することになる。

お迎えの「自家用車」は、30分まで無料の空港駐車場に駐車することになる。空港駐車場の入り口はターミナルの反対側の2ヵ所に変更されている。

 

出典 兵庫県

伊丹空港は223億円かけて空港ターミナルビルの改修工事を行っているが、立体駐車場の新設などに数十億円増額する。

改修日程

2018年4月18日 空港ターミナルビルの中央ブロックが部分開業、到着口を1か所に集約
2020年8月 伊丹空港全体の改修が終了

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2018年春に部分開業

到着口の集約

2018年4月18日に中央ブロックが開業すると「到着口が中央ブロック2Fに集約」され、モノレール大阪空港駅へ2Fレベルでそのまま行けるようになる。

出典 兵庫県

モノレール駅から空中歩道(ペデストリアンデッキ)と接続する中央ブロックのスロープの外観が完成している。

以前、ペデストリアンデッキから中央ブロック2Fの旧「ラウンジ オーサカ」に行くとき、階段を7段~8段下っていた。

つまり、中央ブロック2Fの床面はペデストリアンデッキよりも低い。そのため、中央ブロックにスロープを作って中央ブロックの2Fの床面と同じ高さになるようにしたと思われる。

 

ANA方向に階段・エスカレータ設置か?

現在、JAL方向には階段とエスカレーターが設置されている。中央ブロックのスロープの先からANA方向へ階段とエスカレーターが設置されると思われる。

 

預け荷物は1Fか?

「預け荷物」がない場合、JAL、ANA共にモノレール駅からペデストリアンデッキ経由で、そのまま北・南ターミナル2Fの保安検査場から搭乗すると思われる。

しかし、手荷物を預ける場合は、1Fのカウンターで預けるのではないか?

但し、ANAのプレミアムクラスは2Fにカウンターがあるので、1Fに行く必要はない。

モノレール駅と空港ターミナルを接続するペデストリアンデッキに「左側通行」と床にペイントしている。

金曜日の夕方、モノレール駅からダッシュしてくる人が多いので、これはいい。

 

ラウンジ オーサカから外に向かって撮影

伊丹空港ターミナルビル(中央ブロック)の滑走路側に新しいターミナルビルを増築し、この部分に到着口を集約すると思われる。

バゲッジクレーム(手荷物受取場所)は2階となり、ターンテーブルも中央に8基設置される。

また、中央ブロックのレストランと物販店の店舗数は現在の32店から28店に減少するが、1店舗当たりの面積は拡大し2018年4月18日に先行開業する。

スマートレーン導入

2017年7月には、最新の保安検査機「スマートレーン」が2レーン導入され、最終的には混雑時の検査待ち時間が20分から約13分に短縮される。

この「スマートレーン」は長さが13.7mで従来型のレーンの7mよりも長く、一度に3人の手荷物検査をすることができる。

実際には、検査口の両側に1台ずつ合計2台のスマートレーンが設置させており、同時に6人の検査ができる。

2020年に全面的に導入される予定だが、2017年7月にANA側、JAL側の各検査場に2台ずつ試験導入された。

これにより、検査レーンの数は

  • ANA側 新型2レーン、旧型8レーン(合計10レーン)
  • JAL側 新型2レーン、旧型7レーン(合計9レーン)

となる。

なお、この「スマートレーン」はすでに関空国際線に導入されているが、国内線に導入されるのは日本初となる。

 

2020年完成時、制限区域内の商業施設5倍

2020年の完成時には、保安検査場を通過後の制限区域の商業施設の面積を現在の約5倍に拡張する。

現在は保安検査を終えてから搭乗ゲートまでの間に商業施設が少なく、ただ時間を待つだけになっている。

保安検査場通過後の商業施設が増加すると、早めに保安検査場を通過して、制限区域内でゆっくり休憩したり、買い物など時間を効率的に使えるようになる。

また、保安検査場通過後は商業施設の商品棚の間に通路を配置する計画だ。

観光地の空港ならこれでいいのだが、伊丹空港は毎月搭乗するビジネスマンも多く、毎回、商業施設の間を回遊させられるのは時間の無駄だ。

観光客の多い関空国際線とビジネスマンの多い伊丹空港を同じ手法で設計するのは間違いではないか?。

急いでいるビジネスマンのために最短ルートで搭乗できる通路、動線設計をすべきだろう。

 

出発動線の改善

改修後の出発動線

出典 兵庫県

到着動線の改善

改修後の到着動線

出典 兵庫県

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