神戸市の人口は減少しているが、大阪市内への通勤に便利な兵庫県東部(西宮市など)の人口は増加している。
そこで、神戸市の人口と兵庫県東部6市の人口を比較してみた。
兵庫県東部6市163万人
市名 | 人口(人) | 面積平方キロ | 調査日 |
西宮市 | 488,665 | 100.18 | 2017/7/1 |
尼崎市 | 462,520 | 50.72 | 2017/3/31 |
芦屋市 | 95,041 | 18.57 | 2017/6/1 |
川西市 | 159,883 | 53.44 | 2016/3/31 |
伊丹市 | 196,870 | 25.09 | 2017/7/1 |
宝塚市 | 225,353 | 101.89 | 2017/7/1 |
6市合計 | 1,628,332 | 349.89 | |
神戸市 | 1,533,923 | 557.02 | 2017/6/1 |
大阪市内への通勤に便利なJR神戸線(阪急神戸線、阪神本線)沿線の都市
- 西宮市(49万人)
- 尼崎市(46万人)
- 芦屋市(10万人)
3市の合計人口は105万人になっている。
上記の3市に阪急宝塚線(JR宝塚線)沿線の都市
- 川西市(16万人)
- 伊丹市(20万人)
- 宝塚市(23万人)
を足すと合計で163万人(四捨五入)になる。
大阪市に近い兵庫県東部6市の人口は合計163万人と神戸市の153万人よりも多くなっている。
兵庫県東部6市の面積は合計で349.89平方キロで、神戸市の面積557.02平方キロよりも小さい。
面積的に兵庫県東部を1市と考えて、神戸市と比較してもおかしくはない。
神戸市は事実上、兵庫東部6市に次ぐ2番目の都市圏と言えなくもない。
歴史的にも、兵庫県東部6市は「摂津の国」の中心に近く、神戸は摂津の国の西の端の漁村だった。