2019年3月30日、「みやこ下地島空港ターミナル」が開業し、ジェットスター・ジャパンが成田空港から1日1往復で就航した。
沖縄県が下地島空港の活用を計画し三菱地所の提案が採用された。
三菱地所が「みやこ下地島空港ターミナル」を建設し、三菱地所が出資する「下地島エアポートマネジメント社」が運営する。
当ブログの解釈では、「空港名=下地島空港」、「ターミナル名=みやこ下地島空港ターミナル」だと思う。
アクセスは、宮古島市街地から車で約25分。
地図
みやこ下地島空港ターミナル 物件概要
南の島のリゾート空港ターミナルとしては、完璧の仕上がり
名称 | みやこ下地島空港ターミナル |
所在地 | 沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1727番地 |
敷地面積 | 32,586㎡ |
延床面積 | 12,027㎡ |
階数 | 旅客エリアは地上1階(全体は地上2階・地下1階) |
構造 | 鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造・木造(CLT) |
飲食店 | 2店舗 |
物販店 | 3店舗 |
駐車場 | 104台(無料) |
完成予想図
みやこ下地島空港ターミナルは、2棟に分かれる
- 「チェックイン棟」 誰でも入れる
- 「ラウンジ棟」 保安検査場の後(搭乗者のみが利用できる)
- 4月現在 営業時間は9:00~19:00(時間外はターミナル入場禁止)
- 駐車場は無料 6:00~22:00
離陸待機するジェットスター(下地島空港)
1日1往復なので、事前にスケジュールを考えないと飛行機は撮影できない。
短時間で見た感じでは、新ターミナルには展望台のようなものはないようだった。(あるかもしれないけど)そのため旧ターミナルに移動して撮影した。
17エンド
下地島空港北側「17エンド」
空港北端の「17END(エンド)」への道路は2019年3月23日から車両通行禁止になっており、ターミナルからは1.5kmを歩いて行くしかない。車で滑走路の反対側に行くと車を降りて約500mで行ける。
チェックイン棟
「チェックイン棟」の搭乗者以外も利用できるカフェ「coral port Grab & Go」
サンドイッチとドリンクセットで1,050円
開港したばかりで1日1便だけしか就航していないが、見学者が多く、メニューのパンは品切れで、「ライ麦パン」に変更になった。
まあ雰囲気がいいから、仕方ないが、量的はダイエット中のOLさんが食べるくらいのボリュームなので宮古島に戻って二度目の昼食を食べた。
チェックインカウンター
当日の便が終了したので誰もいない。
国内線到着口近くに「レンタカー」の受付がある。
- トヨタレンタカー
- オリックスレンタカー
- OTS
2019年4月現在、一般車は旧ターミナル前の駐車場に誘導される。
新ターミナルの入り口だが、この下地島空港で借りた「レンタカー」「タクシー」「リムジンバス」が入っていくようだ。(100%の正確性はありません)
マップ
コメント
下地島空港は、1979年7月に、国内エアラインのパイロット養成のための訓練飛行場として開設された。
3,000m × 60mの滑走路を有し、大型機も就航できる。
一方、宮古島本島の宮古空港は 2,000m × 45mの滑走路で、基本的に大型機の就航は難しい。
近年、宮古島への観光客が増加しており、ターミナルビルの処理能力に余裕がなくなっていた。
今後、世界中から観光客が大型機で宮古島へ来るようになると、下地島空港を利用することになるかもしれない。
伊良部大橋(筆者撮影 2015年)
下地島は宮古島と別の島だが、2015年に伊良部大橋(全長3,540m)が完成し、橋(無料)を車で往来できるようになった。
ちなみに、下地島空港から宮古空港へ行くには、下地島ー伊良部島ー宮古島という経路で約25km・車で約30分~40分かかる。
下地島空港周辺では新しい道路が開通しており、カーナビの情報と違うので注意が必要。
宮古島(伊良部島)は建築ラッシュ
宮古島から伊良部島経由で下地空港に行ったが、沿線は小規模ながらホテルなどが数多く建設されていた。
2015年に行ったときは、小さいカフェがある程度だったが、全く違う風景になっていた。空前の建築ラッシュと言える。
この風景を見れば世界中の人が宮古島(下地島)に行くだろうと予想できる。
ジェットスターの関空~下地島線(2019年7月3日就航)はおすすめだ思う。