阪急うめだ本店(大阪市)
日本百貨店協会が発表した2019年8月の全国百貨店売上高によると、全国では+2.3%の増加となった。
地区別では、東京+4.7%、大阪+3.9%、神戸-1.5%だった。
2019年8月 月間百貨店売上高
地区 | 売上高(億円) | 対前年比増減率 |
全国 | 4,200億円 | +2.3% |
東京 | 1,159億円 | +4.7% |
横浜 | 257億円 | +2.2% |
名古屋 | 259億円 | +3.5% |
大阪 | 626億円 | +3.9% |
京都 | 175億円 | +1.3% |
神戸 | 105億円 | -1.5% |
札幌 | 119億円 | +3.1% |
仙台 | 53億円 | +2.2% |
広島 | 89億円 | -0.9% |
福岡 | 155億円 | -0.2% |
コメント
2019年8月の韓国からの訪日客数は前年比-48%減少の約31万人だったが、百貨店売上高は逆に+2.3%の増加となった。
マスコミが韓国からの訪日客数が半減して、日本経済に大きな影響があるかのように報道していたが、現実は逆に売上高が増加している。
神戸は-1.5%の減少で10ヵ月連続のマイナスとなった。神戸市の人口減少が経済に影響しているのかもしれない。
神戸市は市街地でタワーマンションの建設を禁止する条例改正を行い、2020年7月1日に施行する。神戸の衰退は当面続く可能性がある。