旧・大阪警察病院(2024年4月)
積水ハウスが、大阪市天王寺区の「旧・大阪警察病院跡地」に、地上50階・高さ約170メートル、総戸数500~550戸規模のタワーマンションを建設する計画が明らかになった。完成は2032年を予定している。(参照 大阪市市議会議員のXへの投稿)
敷地面積は約8,800㎡と広く、立地も複数駅から徒歩圏内という好条件。総戸数も500戸~550戸と規模の割に少なく、広めの住戸構成になる可能性もあり、注目度の高いプロジェクトになりそうです。
非公式(当ブログで作成した完成イメージ図)
大阪市は、大阪市天王寺区の北山町地区地区計画を決定したので、ほぼ確実な情報と推定される。ちなみに、容積率は300%から600%に引き上げられた。
出典 大阪市
出典 大阪市
アクセスは、JR 桃谷駅から西へ約 700m(徒歩約9分)。
地図
名称 | 大阪警察病院跡地計画(仮) |
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所在地 | 大阪市天王寺区北山町10-31 |
敷地面積 | 約8,800㎡ |
容積率 | 600%(基準容積率300%) |
容積対象延床面積 | 約53,000㎡(当ブログ予想) |
延床面積 | 約68,000㎡(当ブログ予想) |
高さ | 170m(当ブログ予想) |
階数 | 地上50階 |
戸数 | 500戸~550戸 |
事業主 | 積水ハウス |
付帯施設 | クリニック、生鮮食品売り場、五条小学校多目的教室4つ |
解体着工 | 2025年2月(当ブログ予想) |
解体完了 | 2026年8月 |
新築着工 | 2026年9月~(当ブログ予想) |
竣工 | 2032年 |
当ブログ調べでは、伊丹空港による高さ制限は295mですが、第2種中高層住居専用地域の高さ制限(道路斜線制限・隣地斜線制限・北側斜線制限・日影規制)があります。
都心居住型総合設計の場合、容積率は基準容積率の2.0倍かつ400%増以内の割増しまで緩和されるので、最大の600%まで緩和されたと推定されます。
敷地面積が8,800㎡と比較的広いため、自走式駐車場が設けられる可能性があります。
70㎡台を中心とした場合、おおよそ600戸程度が想定されますが、実際には500戸〜550戸とやや少なめの戸数となっているため、80㎡前後の広めの住戸が中心となる可能性があります。

名称 | 旧・大阪警察病院 |
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所在地 | 大阪市天王寺区北山町10-31 |
敷地面積 | 約8,900㎡ |
用途地域 | 第2種中高層住居専用地域(当ブログ調べ) |
容積率 | 300%(当ブログ調べ) |
建ぺい率 | 60%(当ブログ調べ) |
アクセス | JR大阪環状線「桃谷駅」から徒歩10分
大阪メトロ谷町線「四天王寺夕陽ヶ丘駅」から徒歩10分 |
積水ハウス(大阪市北区)は、大阪市天王寺区の土地を取得した。敷地面積は約8,900㎡で、既存存建物をこれから解体し2026年8月末の完了を目指す。
引用 建設ニュース
旧・大阪警察病院の西側の様子
旧・大阪警察病院の東側(夕陽丘高校)
2025年1月、「社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター」(旧・医療法人 警和会)は、大阪警察病院と第二大阪警察病院(旧大阪逓信病院・旧NTT西日本大阪病院)を統合し、現在の「第二大阪警察病院」敷地内に新病院「大阪けいさつ病院」を移転・開院した。
出典「医療法人 警和会」(当ブログで加工)