こちらは普段、社員がお仕事をする執務エリア。ヤフーのオフィスはフリーアドレス制になっているので、その日の気分で好きな席に座ることが出来ます。
富国生命オフィスはグランフロントと同様に最上階(+1階下のフロア)なので、見晴らしも抜群なのです(*´ω`) pic.twitter.com/8Jsm3fQeah
— ヤフー大阪 (@yahoo_osaka_jp) 2018年2月13日
2017年10月にヤフーは「グランフロント大阪A館37F」に開発拠点を設けた。以前からある大阪富国生命ビルのオフィスは、営業部署が引き続き入居していると思われる。
その大阪富国生命ビルの「ヤフー大阪」オフィスがリニューアルされた。
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大阪富国生命ビル 物件概要
名称 | 大阪富国生命ビル |
所在地 | 大阪市北区小松原町2番4号 |
用途 | オフィス・商業施設 |
敷地面積 | 3,889.05平米 |
建築面積 | 3,008.24平米 |
延床面積 | 68,491.19平米 |
容積率 | 1,761% |
構造 | 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート) |
階数 | 地上28階・地下4階 |
高さ | 132.06m |
事業者 | 富国生命 |
設計 | 清水建設・ドミニク・ペロー |
施工 | 清水建設 |
着工 | 2008年6月 |
開業 | 2010年10月 |
コメント
ヤフー大阪の開発拠点はグランフロント大阪、営業部署は大阪富国生命ビルと2拠点に分かれる。
両オフィス間の距離は徒歩10分程度だが、やはり、1か所に集約した方が効率的と思われる。
ヤフー大阪が2拠点になったのは、資金面ではなく、大阪のハイグレードオフィス不足が原因と思われる。
梅田阪急ビルオフィスタワー(2012年開業)やグランフロント大阪(2013年開業)が開業時に入居率2割~4割だったことから、オフィスビルの新規建設が少なくなった。
延床面積
- 梅田阪急ビルオフィスタワー 253,896.65平米
- グランフロント大阪 567,927平米
- 合計 821,823.65平米
全国主要都市 オフィス面積(2010年)
順位 | 都市名 | 面積 |
1位 | 東京区部 | 5,007万平米 |
2位 | 大阪市 | 1,364万平米 |
3位 | 名古屋市 | 518万平米 |
4位 | 横浜市 | 475万平米 |
5位 | 福岡市 | 344万平米 |
6位 | 札幌市 | 248万平米 |
7位 | 仙台市 | 213万平米 |
8位 | 千葉市 | 194万平米 |
9位 | 神戸市 | 185万平米 |
10位 | 広島市 | 167万平米 |
11位 | 京都市 | 112万平米 |
12位 | さいたま市 | 102万平米 |
神戸市全体のオフィス面積は約185万平米なので、梅田に合計延床面積約82万平米のビルが開業した影響がいかに大きかったかが分かる。
しかし、その2年~3年後には入居率90%以上となった。
今年、竣工する大規模オフィスは「なんばスカイオ」(延床面積84,000平米)くらいしかない。
2018年現在、大阪のハイグレードオフィスの空室率は0.3%で、オフィス不足の状態になっている。
今後開業予定のオフィスビル
- 阪神百貨店梅田本店オフィスタワー(2022年竣工予定) オフィス面積143,000平米
- 旧大阪中央郵便局建替えビル(2022年竣工?)延床面積217,000平米
大規模オフィスビルの建設計画は少なく、大阪市内ではオフォス不足は続くと思われる。