京阪ホールディングスは、京都市東山区の京阪電鉄「三条駅」周辺エリアを再開発する方針。
具体的には、日本文化の体験拠点や高級ホテルなどを一体化した複合施設を2029年に開業を目指す。
京都有数のターミナルとして発展してきた三条駅前に文化・観光を核とする新拠点を整備する。
参照:京都新聞
出典(京都市・筆者加工)
三条駅前の駐車場
旧有済(ゆうさい)小学校(太鼓望楼が保存されている)
都市再生緊急整備地域
京阪「三条駅」周辺9.6haは国の「都市再生緊急整備地域」に指定される方針で、容積率などが緩和される可能性がある。
過去情報
今回の京阪ホールディングスの開発案の詳細は不明だが、過去には「京阪三条駅前の駐車場と旧有済(ゆうさい)小学校跡地を一体再開発する」計画案があった。
地図
三条駅前再開発計画概要(過去情報)
名称 | 仮称・三条駅前再開発計画 |
所在地 | 京都市東山区 |
敷地面積 | 1万3000㎡
(駐車場6,500㎡+旧有済小学校6,500㎡) |
用途 | 伝統文化体験観光施設 |
投資額 | 数百億円 |
京阪・三条駅
京阪・三条駅が1915年に開業したが、1987年地下化され、地上部分は駐車場などに利用されていた。
旧有済小学校
1869年下京第24番組北学校として開校、1897年京都市有済尋常小学校と改められた。その後、1952年に鉄筋校舎の屋上に「望楼」が移築されたが、2004年に閉校となった。