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神戸空港へのアクセス強化へ 道路、ポートライナー改善

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出典 神戸市

神戸新聞によると、神戸市は2019年度、神戸空港方面への交通アクセス強化に着手する。

引用・参照

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012072590.shtml

 

ポートライナー三宮駅ホームを東へ20~30m延伸?

神戸新聞によると、「三宮駅の朝夕の混雑緩和へ、駅ホームを東へ約20~30m延伸する」と言う。

しかし、これは、従来から言われていた「ポートライナー8両化」のためかどうかは不明。

というのは、神戸新聞では、別項目で「2019年度はさらにポートライナー8両化の検討を進める」と書いているからだ。

結局、神戸市の施策ははっきりしないが、雰囲気として、神戸空港アクセスが改善されるような書き方になっている。

 

コメント

そもそも、神戸空港利用者は年間318万人だが、実際は「羽田空港~神戸空港~長崎空港」利用者約50万人も含まれていると思われる。

したがって、ポートライナーの潜在的な利用者は318万人よりも少ないと思われる。

空港利用者年間318万人が全員ポートライナーを利用しても1日では約8,700人にしかならない。神戸空港の運航時間は7時~22時の15時間なので、1時間当たり上下便合計580人でしかない。

結局、ポートライナーの三宮駅~医療センター駅(市民病院)までの区間が混雑しているだけで、神戸空港利用者が多いからポートライナーが混雑しているのではない。

神戸市は神戸空港アクセスで連節バス(BRT)を試験導入しているが、汎用性のない連節バスではなく、普通の路線バスを多頻度で運行したほうが利用者にも便利だ。

また、事業者にとっても新に「連節バス(BRT)」を購入しなくてもいい。

 

神戸医療産業都市(2018年11月)

神戸医療産業都市は開発が進んでいない。

そこで、神戸市は神戸市民病院を「ポ-トライナー医療センター駅」前に移転・新築し、名称を「神戸市立医療センター中央市民病院」に変更したのではないか?

旧市民病院は、「神戸マリナーズ厚生会ポートアイランド病院」に転換したので、実質「市民病院が2つ」できたことになる。

つまり、神戸医療産業都市と言いながら、実態は「市民病院」を移転させ、市民病院の医師・看護師・職員1,760人を「神戸医療産業都市」の勤務者に含めて、いかにも「神戸医療産業都市」が順調なようにミスリードしているのではないか?

結局、神戸市の病院や学校の誘致によりポートライナー利用者を増やし、ポートライナーが混雑すると「神戸空港アクセス改善」という名目で、連接バス(BRT)をわざわざ試験導入しているのではないか?

ポートライナー利用者が多いことは一見いいように思える。しかし、実態は、ポートアイライド外から病院の医師職員が通勤し、患者さんもポートアイランド外から混雑するポートライナーに乗って市民病院に通院しているに過ぎない。

神戸医療産業都市の勤務者を増やすために、神戸市民の患者さんや医者など医療関係者は不便なポートライナーで通勤・通院しているのではないか?

おまけに、神戸空港利用者も朝夕はポートライナーが混雑して迷惑している。

 

神戸空港の駐車場

 

神戸空港の駐車場

 神戸空港利用者のアクセスは車利用が多い。神戸空港利用者でポートライナーが混雑しているのではない。

神戸市が市民病院を「医療センター駅」前に移転したため病院関係者・患者さんでポートライナーが混雑しているだけだ。

病院職員も患者さんもポートアイランド外から、不便なポートライナーに乗って医療センター駅まで行っている。

無駄な移動だと思う。

神戸市の「神戸医療産業都市」がうまく行っているアピールのために、多くの病院職員・患者が不便なポートライナーに乗車して混雑している。その混雑を解消するために、数百億円の費用をかけてアクセスを改善するという。

無駄なことをさして、混雑して、そのために無駄な予算を使う。

三宮駅前に病院など集中的に投資すべきだ。

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