2018年4月1日の神戸空港民営化を控えて、神戸市から、連接バス(BRT)導入、ポートラーナー8両編成化検討など動きがある。
特に、ポートライナーを現在の6両編成から8両編成にするには数百億円の費用がかかる。水面下で何等かの交渉があるのではないか?
そこで、当ブログで神戸空港の規制緩和案を予想してみた。
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当ブログの試算では、ボーイング737-800の神戸空港の着陸料は約7万円、伊丹空港の着陸料は約15万円と思われる。
神戸空港を1便増便した場合、売上は7万円増加するが、伊丹空港が1便減便になれば15万円の売上減少で、会社全体では、8万円の売上減少となる。
したがって神戸空港を規制緩和する場合、伊丹空港の便数に影響がない形になると思われる。
神戸空港の規制緩和案
- 伊丹空港が就航していない路線
- 神戸空港を24時間化し、伊丹空港が運用していない時間帯の増便
- 神戸空港の国際化
まず、伊丹空港はE-190など70人~95人乗りの機材も多く、需要の小さい路線もカバーしている。
神戸空港の発着枠の約70%を占めるスカイマークは737-800型機(177人乗り)しかなく、伊丹空港に就航していない需要の小さい路線に就航することは事実上ありえない。
また、神戸空港の国際化も税関などの設置、国際線と国内線の分離などの設備が必要になるので、そう簡単ではない。
したがって、神戸空港の運用時間延長の可能性が一番高い。
但し、伊丹空港の運用時間と重なる「午前7時~午後10時」の発着枠は変更がないと思われる。
当ブログの規制緩和・増便予想
時間帯 | 行先 | ANA | スカイマーク | 合計 |
午前6時~午前7時 | 東京便 | 出発1便 | 出発1便 | 出発2便 |
午後10時~午後12時 | 東京便 | 出発1便/到着2便 | 出発1便/到着2便 | 出発2便/到着4便 |
沖縄便 | 1往復(2便) | 1往復(2便) | 2往復(4便) | |
札幌便 | 1往復(2便) | 1往復(2便) | 2往復(4便) | |
仙台便 | 1往復(2便) | 1往復(2便) | ||
鹿児島便 | 1往復(2便) | 1往復(2便) | ||
長崎便 | 1往復(2便) | 1往復(2便) | ||
合計 | 4往復(8便) | 7往復(14便) | 11往復(22便) |
神戸空港の運用時間は24時間化される可能性があるが、ポートライナーなどの公共交通機関の運行が終了する午後24時以降に発着させてもほとんど需要がないと思われる。
したがって「午前6時~午前7時」と「午後10時~午後12時」の時間帯の増便が有力と思われる。
その中で、午後10時~午後12時に羽田から神戸に到着する便の増便の需要が高い。
コメント
当ブログの予想では、2018年4月1日以降、神戸空港は運用時間が規制緩和され、現在の30往復60便から、深夜早朝枠を加え41往復82便程度まで増便される可能性がある。
この規制緩和が実現すれば、発着枠が約37%増加し、年間利用者数も2017年の304万人から約3割増加し、年間400万人まで増加する可能性がある。
(この予想は、 単なる人ブロガーの予想で、確証は全くありません。)