交通 神戸/兵庫

神戸市長、阪急電車と神戸市営地下鉄乗り入れに言及

2017/10/08

(神戸市の久元喜造市長は阪急電車と神戸市営地下鉄の)相互直通は「過去から案はあったが検討が進んでいなかった。大幅な利便性の向上、商業の活性化、ダイヤ再編によるスピード化なども期待できる。早期に阪急側とすり合わせを始めたい」と話した。

2017年9月28日 神戸新聞

https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/kobesityou/news/201709/0010596211.shtml

 

阪急電車と神戸市営地下鉄の相互乗り入れは2014年頃から浮上していたが、具体的な動きはなかった。

今回、神戸市長は2017年10月22日の神戸市長選挙の公約として「阪急と地下鉄の相互乗り入れ」に言及した。

神戸市役所で具体的な検討がされているかどうかはよくわからない。

2014年の段階では阪急神戸線王子公園駅から阪急三宮駅間(約3.1km)を地下化し、三宮から神戸市営地下鉄山手線に乗り入れることが検討されていた。

 

建設費は1,000億円以上か?

約3.1kmの地下化工事と三宮駅の乗り入れ工事を含めると建設費は1,000億円以上になると予想される。

はたして、費用負担はどうするのか?

 

建設費負担割合(予想)

過去の実例から建設費の負担割合を予想してみた。

250億円
神戸市 250億円
兵庫県 250億円
阪急電鉄 250億円
合計 1,000億円

 

神戸阪急ビル東館との関係

阪急の計画では、阪急神戸線を地下化し神戸地下鉄を相互乗り入れして、現在の高架の三宮駅の場所に超高層ビルを建設する計画だったと思われる。

しかし、阪急と地下鉄の相互乗り入れの話が具体化しないので、現在の狭い敷地で「神戸阪急ビル東館」の建替工事を着工した。

今さら、「阪急と地下鉄の相互乗り入れ」と言われても、すでに超高層ビルを建設しているので計画変更はできない。

2014年に「阪急と地下鉄の相互乗り入れ」を決定していれば、阪急三宮駅ビルとJR三宮駅ビルの200m級超高層ツインタワーが実現していたかもしれない。

 

神戸市西区の人口減少

阪急と地下鉄の直通運転が着工していれれば、神戸市西区から大阪市への通勤の利便性が格段に向上すると予想されるので、神戸市西区の人口も減少しなかったかもしれない。

実際、神戸市西区に隣接する明石市の人口は増加している。その理由はJR明石駅からJR大阪駅に電車1本でいけるからだ。

 

まとめ

神戸市長の「阪急と地下鉄の乗り入れ」公約はあまりにも遅すぎたし、1,000億円以上と予想される建設費の負担についても言及していないので、実現できるかどうかも分からない。

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