2025年春、大韓航空が「神戸空港=韓国・ソウル(インチョン空港)」を結ぶ路線に就航する。
運航本数は、毎日、1日2往復(午前と午後の合計4便)で、使用機材はエアバス「A321-NEO」(180席:ビジネス8席・エコノミー172席)または同等機の使用を予定している。
国際チャーター便ではあるが、個人も航空チケットを購入できるようだ。
神戸空港は2025年春から国際チャーター便の就航を目指し、サブターミナルを建設しており、大韓航空もサブターミナルを利用するとみられる。
なお、2025年春、神戸空港の発着枠は1日80便(40往復)から1日120便(60往復)に増枠されるが、国際チャーター便の発着回数は制限外になると思われる。
さらに、2030年には神戸空港の国際定期便(20往復・40回)が開業する予定。
航空会社 | 大韓航空 |
便数 | 毎日1日2往復(午前と午後)
発着枠としては4枠 |
使用機材 | A321-NEO(180席:ビジネス8席・エコノミー172席)または同等機材 |
就航日 | 2025年春 |
使用ターミナル | 神戸空港(サブターミナル)2025年春開業 |
搭乗方式 | 航空機までランプバス移動(PPBなし) |
位置・アクセス | ポートライナー「神戸空港」駅から400m
無料シャトルバス運行予定 |
チケット | 神戸発のチケットも個人で購入可能 |
国際線旅客サービス施設使用料 | 未定(関空T1は2,780円) |
着陸料(当ブログ試算) | 神戸空港(国内線7万円:B737)
関空・伊丹(国内線13万円~15万円:B737) |
発着枠 | 現在:1日80回(40往復)
2025年春:1日120回(60往復)+国際チャーター便 2030年:1日160回(80往復)
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コメント
関空(T1)の国際線旅客サービス施設使用料は2,780円だが、神戸空港国際チャーター便の料金は発表されていない。
関空との公平な競争のため、神戸空港も関空と同等の使用料を設定すべきだ。
運賃予想
大韓航空の関空=インチョンの片道運賃は約24,000円(往復48,000円)。
関空発着のLCCの最安値の片道運賃16,000円(往復32,000円)、ピーチは片道18,000円(往復36,000円)。
神戸=インチョンの運賃はも関空発着と同じとすると片道運賃約24,000円(往復48,000円)でピーチより片道6,000円(往復12,000円)高い。
これでは、大阪府内から神戸空港国際チャーター便を選択する人は少ないと思う。
公平な競争のため、神戸市が国際線旅客サービス施設使用料を無料にしたり、大韓航空に補助金を出すことはすべきではない。