(ブロガー提案)京都市の環状LRT計画を地下鉄で建設すべき(国家予算1兆円)平安京遷都1300年の2094年完成

出典 京都市「ルート7大環状線は青色」

(この記事は、個人ブロガーの単なる提案です)

京都市では観光客の増加により渋滞が激しくなっており、京都市バスも観光客が多く3台~4台も待たないとバスに乗車できないときもある。

これは、京都のみならず、関西、ひいては日本全体にとってもデメリットだ。

京都市は混雑解消のため次世代路面電車(LRT)の導入を検討している。

その中の「ルート7大環状線」は、東大路通~北大路通~西大路通~九条通を通る環状ルートだ。

この「ルート7大環状線」を地下鉄で建設すると、京都の主要な観光地へのアクセスが劇的に改善される。

道路観光地路線長
東大路通(南線)東福寺・三十三間堂・京都国立博物館・智積院・清水寺・八坂神社・東山駅3.5km
東大路通(北線)平安神宮・銀閣寺3.5km
北大路通下賀茂神社4.7km
西大路通北野天満宮・金閣寺7.1km
九条通東寺3.4km
合計22.2km

JR東福寺駅~京都市営地下鉄「東山駅」までの3.5kmには、世界遺産の寺院などが数多くある。

まずは、東大路通(南線)の3.5kmを建設してはどうか?

一般的に地下鉄の建設費は1km当たり400億円なので、東大路通(南線)の3.5kmの建設費は1,400億円、全線22kmは8,800億円で建設できる。

京都市は財政悪化しており、京都市営地下鉄として敷設することはできない。

京都へは関東など広域からも観光客が来るので、JR線として建設する方が利便性は高いと思う。

政府は2021年版観光白書で2030年の訪日外国人客年間6000万人を目標にしている。そのためにも、京都環状鉄道は国家事業として建設すべきだ。

東大路通(南線)の3.5kmを10年かけて建設すると1年間の建設費140億円(総額1,400億円)で足りる。政府としても年間140億円は予備費から出すことも十分可能な金額だ。

「ルート7大環状線」の全長約22kmで建設期間は、東大路通(南線+北線)20年、北大路通10年、西大路通20年、九条通10年の合計60年になる。

794年の平安京遷都から1300年後は2094年であり、2030年頃に着工できれば工期60年で2090年頃に完成する。

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