長崎IR(統合型リゾート)が不認定となった理由、個人ブロガーの考え

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出典 長崎県(手前の四角い建物は既存の「ホテルヨーロッパ」)

2023年12月27日、政府は長崎県が申請したIR(カジノを含む統合型リゾート)整備計画について、認定しないことを決定した。

2023年4月に大阪IRが認定されたが、長崎IRは継続審査となっていた。

 

長崎IR

長崎県佐世保市のリゾート施設「ハウステンボス」の隣接地に2027年秋ごろ開業する計画で、年間来場者数は約670万人(延来訪者数840万人) 、初期投資額は4,383億円を見込んでいた。

しかし、長崎の計画は事業資金確保スキームの不透明さなどの課題が解消されなかったことから不認定となった。

 

当ブログの考え

当初、政府はIRを3か所で認定する予定だった。東京(1か所)+大阪(1か所)+地方(1か所)を想定していたと思う。

しかし、東京圏の東京IRと横浜IRの計画が進まず、大阪+長崎+和歌山の3か所になる可能性がでてきた。

政府としては東京にIRを誘致したいので、大阪+長崎+和歌山の3か所の認定はしたくない。

そこで、政府はIR整備の基準を当初の想定よりも引き上げた。

具体的にはホテル客室面積10万㎡、客室数2,500室、12万㎡以上の展示場、6000人収容可能な国際会議場などとした。

この基準では、東京と大阪以外では採算性が取れない。つまり、長崎IRや和歌山IRを門前払いする方針だったと思われる。

長崎IRを実現するためには、政府の基準を緩めるしかないと思う。

 

以下は過去記事

中央奥の高層の建物が「ハイアットホテル」、手前右は日本文化紹介のジャパンハウス(出典 長崎県)

名称 長崎IR(仮称)
所在地 長崎県佐世保市ハウステンボスの南西
事業者 カジノオーストリアインターナショナルジャパン
事業者(英語) CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL JAPAN
面積 31ha
MICE施設 国際会議場(最大6,000席)/展示総面積20,000㎡
ホテル 米ホテル大手「ハイアット」高層ホテル / ハウステンボス内「ホテルヨーロッパ(310室)」の改修 / 高級温泉旅館
事業費 3,500億円
年間来訪者数 840万人
開業予定 2020年代後半

この他、歌舞伎鑑賞やアニメ、ゲームなどを体験できる複数の屋内外施設も設置し、日本文化の発信を目指す。

 

IR(統合型リゾート)には「大阪府・市」「和歌山市」「長崎県(佐世保市)」「横浜市」が誘致を目指しているが、横浜市はIR反対派の市長が当選したため、事実上撤退と思われる。

各自治体は2022年4月28日までに区域整備計画の認定申請を提出し、2022年後半~2023年頃、政府は最大3カ所を選ぶ方針。

 

IRスケジュール

2021年7月20日 和歌山県がIR事業者を認定
2021年8月30日 長崎県がIR事業者を認定
2021年9月16日 大阪府市がIR事業者を認定
2021年10月1日~2022年4月28日 IR事業者を決定して区域整備計画を策定し、国に申請する
2022年後半~2023年頃 政府がIR区域認定(最大3か所)
2020年代後半 統合型リゾート(IR)部分開業(最速2028年)

 

IR候補地
IR候補地 場所 事業者(決定)
大阪府・市 大阪市湾岸部(夢洲) MGM(アメリカ)・オリックスに決定
長崎県 ハウステンボス(佐世保市)
  • 「CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL JAPAN」(当選)
  • オシドリ・コンソーシアム」(落選)
  • NIKI Chyau Fwu(Parkview) Group」(落選)
和歌山県 和歌山マリーナシティ クレアベスト(カナダ)に決定
横浜市 山下ふ頭(横浜市) 「ゲンティン・シンガポール」(大林組・鹿島・セガサミーHD・ALSOK)2事業者が応募したが他の1社は非公表
IR地区は最大3か所となっているが、ホテル3,000室など条件が厳しく、東京圏と大阪圏でしかIRは実現しない可能性がある。
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