- 新型コロナウイルスワクチンの接種は2020年12月からイギリスとアメリカで開始された。
- 日本では、2021年2月下旬から約1万人に先行接種される予定。
- 日本政府は2021年初頭からワクチン供給を受け、2021年前半までに全国民分を確保する方針。
国 | 当局の認可日 | 接種開始 | 製薬会社 |
イギリス | 2020年12月2日 | 2020年12月8日 | ファイザー/ビオンテック |
アメリカ | 2020年12月10日 | 2020年12月14日 | ファイザー/ビオンテック |
日本 | 2021年2月下旬~2021年6月 |
日本での接種スケジュール
時期 | 対象者 | 人数 |
2021年2月下旬~3月上旬 | 医療従事者への先行接種 | 1万人 |
2021年3月中 | 医療従事者・救急隊員・保健所職員 | 300万人 |
2021年3月下旬~4月上旬 | 65歳以上の高齢者 | 3,000万人~4,000万人 |
2021年4月以降 | 高齢者以外の基礎疾患のある人 |
基礎疾患とは?(最終的には2021年1月中に確定)
- 慢性の呼吸器疾患
- 心臓病
- 腎臓病
- がん
- BMI30以上の肥満で通院・入院をしている人
- 2020年10月9日「BSフジLIVEプライムニュース」で、大阪大大学院の森下教授は「新型コロナワクチンは、保管方法や接種方法が異なるため、3種類のワクチンの中から都道府県単位で選択して接種する案が出ている」と発言した。
- ワクチンは、飛行機1機で100万回分が運ばれるが、有効期限があるので、100万回分を速やかに接種する必要がある。したがって、東京、大阪、北海道など大都市から接種が始まるのではないか?(当ブログ予想)
日本政府が輸入予定のワクチン(当ブログまとめ)
製薬会社 | アストラゼネカ | ファイザー | モデルナ |
ワクチン名 | AZD1222 | BNT162 | mRNA-1273 |
国 | イギリス | アメリカ | アメリカ |
日本国内での販売・流通など |
| 武田薬品工業 | |
接種回数 | 1人1回~2回 | 1人2回 | 1人2回 |
日本の輸入量 | 6,000万人分(1億2000万回分) | 6,000万人分(1億2000万回分) | 2,500万人分(5,000万回分) |
保管温度 | -10℃ | -70℃ | -20℃ |
日本への供給時期 | 2021年6月まで | 2021年6月まで |
|
- 3社合計で1億4500万人分となるが、開発に完全に成功していないため、余裕を見て契約していると見られる。
ワクチン接種費用は全額国負担
- 2020年12月2日「予防接種法の改正案」が国会で可決成立した。
- これにより、新型コロナウイルスのワクチンの接種について、国が全額が負担し無料となる。また、健康被害が確認された場合も、医療費の支給を行うことになった。
- 自治体を通じて「無料クーポン券」を配布する。