出典 国立循環器病研究センター
2019年7月1日、国立循環器病研究センター(国循)がJR京都線「岸辺駅」北側の北大阪健康医療都市(健都)に移転・開院した。
国循の施設の2階~4階に、企業や大学の研究者と共同研究を行う拠点「オープンイノベーションセンター(OIC)」が設置される。
この共同研究拠点「OIC」に、「帝人」「コニカミノルタ」「東和薬品」「フリップス・ジャパン(予想)」「GEヘルスケア・ジャパン(予想)」など13社と1大学の入居が決定した。
フロアの約80%の面積を占めると思われる。
また、「医療機器」や「AI(人工知能)」の技術を持つ企業も参加すると思われる。
引用・参照 日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46674250X20C19A6LKA000/
筆者撮影
出典 国立循環器病研究センター
健都には、国循と道路を挟んだエリアに「イノベーションパーク」が設置され、ニプロの進出も決定している。
出典 吹田市
出典 ニプロ
北大阪バイオクラスター
大阪府吹田市と摂津市に跨る「北大阪健康医療都市(健都)」は、大阪府茨木市の「彩都ライフサイエンスパーク」などと連携し、「北大阪バイオクラスター」を形成する。
彩都ライフサイエンスパーク(出典 大阪府)
さらには、大阪大学微生物病研究所、グランフロント大阪、大阪医科大関西BNCT医療センター、中之島4丁目「未来医療国際拠点(再生医療)」などと共に、世界的な「バイオクラスター」に発展する可能性がある。
未来医療国際拠点(出典 大阪市)
コメント
大阪北部と大阪市中心部に巨大な「バイオクラスター」が誕生しつつある。
しかし、神戸市ポートアイランドの「神戸医療産業都市」との連携は見えてこない。
神戸医療産業都市(2018年11月撮影)
神戸医療産業都市は、20年間で4,400億円が投資されている。