2019年6月撮影
「国立循環器病研究センター」は、2019年7月1日にJR岸辺駅の北側、JR吹田操車場跡地の「北大阪健康医療都市(健都)」に移転・ 開院した。
「国立循環器病研究センター」は、「エントランス棟」「病院」「研究所」の3棟で構成され、移転費用は815億円。
国内最多となる最新鋭手術室4室、集中治療室24室を設置する。
なお、G20大阪サミットに参加する各国保健相が2019年6月28日に、この「国立循環器病研究センター」を含む「北大阪健康医療都市(健都)」を視察した。
JR岸辺駅の北側へはペデストリアンデッキで行ける
病院の入り口付近の様子
現地完成予想図を撮影
エントランス棟
左が「病院」、右が「研究所」
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国立循環器病研究センター 物件概要
名称 | 国立循環器病研究センター |
所在地 | 大阪府吹田市岸部新町 |
用途 | 病院・研究所 |
敷地面積 | 30,585.17平米 |
建築面積 | 19,019.21平米 |
延床面積 | 125,772.85平米(合計) |
80,764.09平米(病院) | |
33,932.02平米(研究所) | |
11,540平米(駐車場 189台) | |
構造 | 鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造・免震構造 |
階数 | 地上10階/塔屋2階/地下2階 |
高さ | 45m(推定) |
病床 | 550床 |
基本設計 | 佐藤総合計画 |
実施設計 | 竹中工務店・日本設計 |
事業費 | 571億3200万円 |
施工 | 竹中工務店 |
着工 | 2016年8月15日 |
開業 | 2019年7月1日 |
コメント
「病院と研究棟」の延床面積は約11万平米で、電車から見るよりも、とにかく、巨大な施設でびっくりした。
箕面市の箕面船場地区と誘致競争になったが、最終的に吹田市のJR岸辺駅前に決定した。
職員用住宅(手前はマクドナルドハウス)
職員用住宅、患者家族の宿泊施設「マクドナルドハウス」、マンション、企業研究所も建設される。
「北大阪健康医療都市」の規模はかなり大きく、西日本の一大医療拠点になる可能性がある。
JR大阪駅~JR岸辺駅まで12分とアクセスがよく、京都や兵庫の住民にも便利な立地。
駐車場の入り口は、JR岸辺駅の北側「病院の西側」にある
北側の様子
アクセス
2018年11月撮影
神戸市ポートアイランドの「神戸医療産業都市」、20年間の総事業費は4,400億円。