当ブログの案
神戸市は王子公園を再整備する計画だが、神戸市の課題解決に向き合っていないと思う。
神戸の観光資源といえば「異人館」だが、三ノ宮駅からは「坂」になっていて徒歩15分~20分かかる。
観光バス(シティー・ループ)もあるが、1時間に1本~2本しかないので、アクセス手段としては不便だと思う。
また、須磨水族館も再整備され入園料3100円に値上げになるので、1000円くらいで手軽に行ける「水族館」がない。
これらの課題を解決するために、王子公園に異人館を移築すべきだと思う。単に見学するだけでなく、カフェ、レストラン、ギャラリー、ショップとして活用すべきだと思う。
さらに、近年は陸上でも水族館の運営が可能であることから、水族館も整備すればいいと思う。
遊園地もレトロ遊園地として再整備すると「異人館」と相乗効果が期待できる。
もし、これらが実現すると観光資源となり県外客も呼び込めると思うし、神戸市民にとっても気軽に遊びにいける場所となると思う。
オルト邸(長崎・グラバー園)
長崎のグラバー園では「グラバー邸」を含め9棟の異人館を見学できる。このうち6棟は長崎市内の別の場所からグラバー園へ移築復元したもの。(オルト邸は移築ではない)
王子公園内の「ハンター邸」も神戸市中央区北野町3丁目にあったものを1963年に移築している。
「神戸にしむら珈琲中山手本店」(2019年4月)
異人館を移築しても数棟程度だろうから、異人館様式の建物を新築しカフェやショップとして利用できるのではないか?
日本初のネコ科専門動物園 案
神戸市は灘区の王子公園(約19ha)の再整備を決定した。王子公園内の「王子動物園」の場所や面積はほぼ変化ないが、これを機に展示内容を再構築すべきではないか?
USJなどのテーマパークは1アトラクションに400億円~600億円の巨大投資を数年ごとに行い、集客している。
そんな中、今まで通りの総花的な動物園では集客は年々難しくなってくる。
2020年現在、猫の日本全国の飼育頭数は964万頭で、犬の849万頭を上回っている。またyoutubeでも猫動画は人気で、猫専門チャンネル「もちまる日記」の登録者数は158万人、総再生回数は8億回以上となっている。
しかし、猫ブームにもかかわらず「大規模なネコ科専門動物園」は日本にはない。
また、関西の公営動物園「京都市動物園」「地方独立行政法人天王寺動物園(大阪市)」「神戸市立王子動物園」にはチーターがいない。
関西でチーターを見るには姫路セントラルパークか和歌山のアドベンチャーワールドに行くしかない。
もし、神戸の王子動物園が「日本初のネコ科専門動物園」になれば、日本全国、世界からも観光客を集客できるのではないか?
長崎や尾道といった坂のある街には、猫がよくいる。高い所を好む猫は坂のある街が好きなのだ。
京都市動物園、天王寺動物園は平地だが、王子動物園には坂がある。
観光するには坂は不便ではあるが、猫にとっては高低差があっていい飼育環境だと思う。