2018年9月4日の台風21号による高潮の影響で関西空港のA滑走路が50cm冠水し、約8,000人は関西空港で一夜を過ごした。
多くの「コメンテイター」が「海上空港の弱点」と言っていた。
そこで、2011年3月11日の「東日本大震災」当時の成田空港はどうだったか調べてみた。
空港混乱 8470人一夜明かす : 読売新聞
https://t.co/56BlhDm4zg— kansai sanpo (@KansaiSanpo) 2018年9月8日
陸上空港である「成田空港」でも高速道路が通行止め、鉄道が運休した結果、「陸の孤島」となり、8,470人が空港で一夜を過ごした。
知ったかぶりの自称コメンテイターはたった7年前の「東日本大震災」のことも覚えていないようだ。
これでよく、テレビで恥ずかしげもなく「海上空港の弱点」などの言えたものだ。
むしろ、海上空港である関空は船で脱出できる利点がある。
ただ、今回については、台風の風が弱まったのは日没間近で、夜間にヘリで海上の船舶に移動するのは危険性があり、空港で一夜を過ごす方が安全だったと思われる。
コメント
陸上空港である新千歳空港では、積雪で空港で数千人が一夜を過ごすことはよくある。
それなのに、関空で数千人が一夜を過ごすことになれば、東京マスコミは関空を一方的に批判する。
東京マスコミは成田空港、新千歳空港については、批判しないが、関空についてのみ批判する。
明らかに放送法4条の中立違反の不適切な放送であり、陸上空港も災害時には数千人が一夜を過ごすことはよくあることで、「海上空港の弱点」と批判するのは重大な事実誤認がある。
合理的な根拠もなく、関空の信用を失墜させる放送や発言は、刑法233条~234条の「信用棄損罪・業務妨害罪」が成立する。
また、民法709条の不法行為が成立し、放送局は発言者には損害賠償責任が生じる。