株式会社ホテルマネージメントジャパン(本社 東京)は、宿泊特化型の新ブランド「 ホテル オリエンタルエクスプレス 」の第1号店として、「 ホテル オリエンタルエクスプレス 大阪心斎橋 」を2018年4月2日(月)に開業した。
同社は、今後、この新ホテルブランドを京都や東京で展開する予定。
スポンサーリンク
ホテルマネージメントジャパン(東京)は、「ホテル日航アリビラ」や「オリエンタルホテル」など全国で12軒のホテルを運営するしている。
同社系列オリエンタルホテル
- オリエンタルホテル東京ベイ(千葉県浦安市)
- なんばオリエンタルホテル(大阪市中央区)
- 神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区)
- オリエンタルホテル広島(広島市中区)
「 ホテル オリエンタルエクスプレス大阪心斎橋 」は、近隣の系列ホテルである「ホリデイ・イン大阪難波」や「なんばオリエンタルホテル」とは異なる新しい顧客層に訴求する方針。
「新しい顧客層」とは「訪日外国人」と思われる。
オリエンタルエクスプレス大阪心斎橋 物件概要
- 所在地 大阪市中央区南船場3丁目
- 延床面積 2,604平米
- 階数 地上10階
- 客室数 124室
アクセス
コメント
大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」から徒歩3分、心斎橋商店街から東に約200mの立地だが、付近の道路は歩道が狭く大型のキャリーケースだとやや不便。
「オリエンタルホテル」ブランドの「高級ビジネスホテル」というカテゴリーかもしれないが、周辺の道路がややすっきりしない。
周囲には駐車場などがあり、今後、ホテルやビルが建築されると、セットバックすると思われるので、歩きやすくなるかもしれない。
心斎橋商店街は人出も多く、2018年1月1日時点の地価では梅田(JR大阪駅周辺)よりも高くなった。
- クリサス心斎橋 1,580万円(1平米)
- グランロント大阪 1,500万円(1平米)
- 神戸・三宮 490万円(1平米)
「地価高いから客単価の低いビジネスは成り立たない」と思うかもしれない。
しかし、心斎橋商店街には100均一店も出店しているのだから「地価が高いから客単価の低いビジネスができない」ということはない。
2018年~2019年に心斎橋周辺には、ホテルが新築される。
日本のビジネスホテルはシングル・ルームが多いが、訪日外国人にはツインルーム、トリプル、フォースルームが人気だ。そこを読み違えるとホテルが飽和状態になる可能性がある。