2024年6月28日、大阪メトロは大阪メトロ 中央線「森ノ宮駅」から(仮称)「森之宮新駅」までの約1.1kmの延伸事業について、国土交通大臣から軌道事業の特許を取得したと発表した。
事業費は50億円で、大阪メトロが全額負担し、2028年4月の開業予定している。
国庫補助金等の活用や、地方公共団体による費用負担等はない。
運行計画は、森ノ宮駅~(仮称)森之宮新駅間の折り返し運転(上下それぞれ15分間隔で運行)で、アリーナでの大規模イベント開催時等は臨時列車の運行を検討する。
(仮称)森之宮新駅は、地上駅となる。
参照 国土交通省PDF
出典 大阪メトロ
大阪メトロ中央線延伸の概要
出典 国土交通省
路線区間 | Osaka Metro 中央線「森ノ宮駅」から(仮称)「森之宮新駅」 |
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路線延長 | 1.1km |
所在地 |
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新設駅 | (仮称)森之宮新駅 |
運行計画 | 森ノ宮駅~(仮称)森之宮新駅間の折り返し運転
(アリーナでの大規模イベント開催時等は臨時列車の運行を検討) |
運行本数 | 上下8本/時(上下それぞれ15分間隔で運行) |
事業主体 | 大阪市高速電気軌道㈱ |
事業費 | 50億円(事業主体が全額自己負担)
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運輸収入 | 約3億円/年
大阪メトロの運賃体系を適用(通算運賃とし加算運賃は設定しない) |
利用者数 | 約2万人/日 |
収支計画 | 単年度黒字転換2033年度
累積黒字転換2041年度 |
開業時期 | 2028年4月(予定) |
線路平面図(出典 国土交通省)
線路縦断面図(出典 国土交通省)
大阪メトロは新駅ビルを建設し屋上には「空飛ぶクルマ」の発着場を設置、新駅の南側に収容人数1万人以上の「アリーナ・ホール」を2028年に完成させる。
歩行者空間の整備
JR大阪城公園=大阪メトロ「新駅」=アリーナ=大阪公立大新キャンパスの間を歩行者空間を2028年に整備する。
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コメント
運行間隔が15分間隔なので、運行頻度が低い。
大学生なら、歩いても15分なので、鉄道は利用しないかもしれない。
主な利用者はURの住民かもしれない。
国は補助金を支給して、運行間隔10分にすべきだと思う。
大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)の概要
名称 | 大阪市高速電気軌道株式会社 |
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設立 | 2018年4月1日(民営化) |
所在地 | 大阪市西区九条南1丁目12番62号 |
資本金 | 2,500億円 |
株主 | 大阪市(100%) |
営業路線 | 9路線(137.8km) |
営業収益構成比 | 鉄軌道事業98%
その他関連事業2% |
社員数 | 5,028名 |