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【2025年4月】大阪府大・大阪市大の統合大学 森之宮に新キャンパス【事業費1,000億円 2022年度開学決定】

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出典 大阪市

大阪府・市は、2022年4月に「大阪府立大」と「大阪市立大」を統合し「新大学」を設立・開学する。

その後、2025年4月に大阪城の東側の大阪市城東区に「森之宮新キャンパス(約108,500㎡)」を開校する予定で事業費は1,000億円となる。

2025年4月以降「森之宮新キャンパス」では1回生と2回生の基幹教育を行い、またデータセンターを設置し「スマートシティ」の拠点ともなる。

 

大学名

大阪府大・市大の統合大学の「新・大学名」は2020年10月に文部科学省に認可申請する際に届け出する。

 

アクセス

 

学生数

「大阪府大」と「大阪市大」の「統合新大学」の合計学生数(学部+院)は約16,000人、学部生入学定員2,853人となり、公立大学としては「首都大学東京(1,570人)」を抜き日本最大となる。

また、国公立大学としても、大阪大学(3,255人)、東京大学(3,063人)に次ぐ3番目の学部入学定員数となる。

 

国公立大学生数ランキング

順位 大学名 学部入学定員数 学生数(学部生のみ) 学部+大学院
1位 大阪大学 3,255人 15,285人 23,316人
2位 東京大学 3,063人 14,007人 26,900人
3位 大阪府大・市大合計 2,853人 12,430人 15,918人
(市大6,556人) (市大1,684人)
(府大5,874人) (府大1,804人)
4位 京都大学 2,808人 13,094人 22,629人
5位 九州大学 2,555人 11,600人 18,490人
6位 神戸大学 2,530人 11,596人 16,226人
参考 首都大学東京 1,570人 6,895人 9,134人

 

みずほ総合研究所

森之宮新キャンパスの移転整備、建物構成や規模についは、公募で「みずほ総合研究所」が特定された。

 

「大阪府大・市大」統合スケジュール

2019年4月 大阪府立大と大阪市立大を運営する両法人を統合し「公立大学法人 大阪」を設置
2020年10月 文部科学省に新大学の認可申請(新大学名届け出)
2022年4月 「大阪府立大」と「大阪市立大」を統合し、「新大学」を設立する予定
2025年4月 森之宮地区にメインキャンパスを開校する予定

 

ライバルは「神戸大学」?

関西の大学ヒエラルキーの頂点に君臨する「京阪神(京都大学、大阪大学、神戸大学)」の序列を揺るがしかねない衝撃を与えるのは想像に難くない。

両大学の幹部たちは言う。「神戸大学を超えねばなりません。それが、われわれの使命です」

引用 ダイヤモンド誌 https://diamond.jp/articles/-/213168?page=2

 

大阪府大・市大 条件付き授業料無償化

2020年から大阪府民(入学の3年前から大阪府内に居住)で年収590万円未満の場合、大阪府大・大阪市立大の学生は入学料と授業料が全額無償となる。

また、年収590万円~年収910万円未満の世帯も子供の数によって1/3~全額無償となる。

世帯年収 子供1名 子供2名 子供3名以上
590万円未満 全額無償化
590万円~800万円未満 1/3支援 2/3支援 全額無償化
800万円~910万円未満 免除・軽減なし 1/3支援 2/3支援
910万円以上 免除・軽減なし

例えば、大阪府立北野高校の京大合格者数は72人、阪大58人、神戸大42、市大12人、府大21だが、大学無償化・軽減となれば市大府大とへの進学者が増加する可能性は十分にある。

 

森之宮地区(JR大阪環状線から撮影)

大阪城公園側とは、JR大阪城公園駅と数百m南の2か所からペデストリアンデッキで接続する計画。

 

新大学・森之宮地区「メインキャンパス」全体概要

所在地 大阪市城東区
新大学学生数 16,000人(学部12,430人+院3,488人)/学部入学定員2,850人
森之宮地区メインキャンパス 1回生・2回生
整備費用 1,000億円
開校 2025年4月
面積 108,500平米(合計)
うち(12,500㎡+26,000㎡)大阪市ごみ焼却場跡地2013年閉鎖+焼却場建替計画地
うち(70,000平米)地下鉄検車場 移転予定(20,000㎡を先行開発する可能性もある)

 

コメント

JR森ノ宮駅に近い方には民間のビルやUR団地があり、新キャンパスまで到達するのに近い校舎で徒歩10分以上かかると思われる。

JR大阪城公園駅に近い位置に超高層ビルの校舎を集中的に配置した方が利便性が高いと思われる。

しかし、大阪メトロ森之宮車庫の線路や設備すべてを撤去するには1年以上かかるので2025年4月には間に合わない。

したがって、2025年4月には、先行して「旧ごみ焼却工場建替え計画用地2.6ha」「旧ごみ焼却工場跡地1.2ha」「大阪メトロ森之宮検車場の一部2.0ha」の合計5.8haの敷地に合計延床面積96,000㎡の校舎を複数棟建設すると思われる。

 

出典 大阪市(当ブログで加工)

 

2019年11月

JR森ノ宮駅から北へ歩くと大きななビルがあるが、計画外と思われる。

 

2019年11月(JR西日本森ノ宮電車区)

JR森ノ宮駅から近い方に「JR西日本森ノ宮電車区」(約9.6ha)があるが、この施設はそのまま残る。

 

2019年11月(大阪メトロ森之宮車庫の側道から南を撮影)

大阪メトロ森之宮車庫(約11.5ha)があり、ここに新キャンパスが建設される。

 

2019年11月(大阪メトロ森之宮車庫の側道から北を撮影)

OBPの超高層ビルが見えるが、開発面積はかなり広いので建設には相当の年月がかかると思われる。

 

2019年11月

大阪メトロ森之宮車庫の東側にはUR森之宮団地(約2.3ha)があり、こちらも計画外となる。

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新キャンパス(第1期)

キャンパス 所在地 学部等 大学
森之宮(メインキャンパス) 大阪市城東区 基幹教育・文学部・リハビリ学・生活科学部 新統合大学
阿倍野キャンパス 大阪市阿倍野区 医学部・看護学部 市大
杉本キャンパス 大阪市住吉区 法学部・経済学部・商学部・理学部 市大
中百舌鳥キャンパス 堺市中区 現代システム・情報学部・工学部・農学部 府大
りんくうキャンパス 泉佐野市 獣医学部 府大
梅田サテライトキャンパス 大阪市北区 都市経営研究科 市大大学院

2025年に大阪府大羽曳野キャンパスは閉鎖される予定で、跡地の売却益を新キャンパス建設費の一部に充てる計画もある。

 

新大学キャンパス

新大学の学部(予定)

今後、大阪府大と大阪市大は「1学域と11学部」に再編し、大学院も15の研究科に集約される予定。

学部・学域 特徴
基幹教育機構 英語教育の強化(卒業までにCEFR B1*以上を目指す)、数理・データサイエンス基礎を全学に提供、初年次に基幹ゼミナールで能動的学習姿勢を習得。大学院において研究公正、キャリアデザイン、プレFDなど共通教育を提供。
現代システム科学域 新大学で唯一の「学域」。SDGsを実現できる人間を育成するため異分野融合、多様な学びの実践及び他学部のSDGs導入に当たっての組織的関与。新大学の入試改革の先導。海外インターンシップや資格取得コースを選択。
文学部
法学部 「法学部3年+法科大学院2年」の5年一貫教育で司法試験にチャレンジできる法曹養成コースを設置
経済学部
商学部
理学部 数学から地球科学まで多様な分野での革新的イノベーションを創造する高度な教育研究を実施
工学部 土木、建築、海洋、航空、宇宙を含む工学のフルラインナップで教育研究を実践
農学部 農学部は新大学で独立、分子から生態系をとらえる
獣医学部 獣医学部は新大学で独立、公立大学かつ関西圏唯一の獣医師養成課程を設置
医学部 高度先進医療を推進
看護学部 看護学部は新大学で独立、高度先進医療を推進
生活科学部 高度先進医療を推進



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