【産経ニュース速報】 大阪のオフィス空室率、過去最低水準 大型ビルは0%台…もはや「引っ越し困難」 https://t.co/gdyv65cDDA
— 産経新聞購読申込受付[ニュース速報] (@sankei46) 2018年4月22日
三大都市のオフィスビルの空室率(2018年1月~3月)
- 東京 1.4%
- 名古屋 2.0%
- 大阪 1.9%
クレードA物件の空室率は
- 東京 2.3%
- 名古屋 1.7%
- 大阪 0.2%
2018年9月に難波に「なんばスカイオ」(延床面積84,000平米、高さ148m)が開業するが、満室で稼働する見込みで、大阪のオフィスビル不足は当面解消する見込みがない。
オフィス不足の背景
大阪への訪日外国人が1,000万人を越えて急増しており、オフィスビルよりもホテル建設が多くなっている。また、古いオフィスを解体し、タワーマンションを建設することも多い。
最近のオフィス需要は駅前立地、企業の拠点を集約できる大規模面積、IT対応であるが、そのような好物件のオフィスビルの供給は限られている。
その一方、中小ビルを集約する再開発は時間がかかるので、需給ギャップが発生している。
大阪地下鉄は民営化されたので、保有不動産の再開発に期待したい。また、JR西日本は環状線プロジェクトとして、環状線の再整備をしており、再開発が期待できる。