ボーイングは、B777型機の後継機として「777-8型機・777-9型機」を開発しており、2025年に初納入する見通し。
座席数
- 777-8型機:384席
- 777-9型機:426席
777-9型から先行して開発しており、2020年1月に初飛行に成功している。
さらに、777-8型機をベースに777-8F(貨物機・搭載量約112トン)も開発する。
777-8Fは、既存の貨物機よりも翼長が長く、揚力が大きい。そのため、燃料効率が良く、運航コストが低いというメリットがある。
ANAは「777-9型機」18機と「777-8F型機(貨物機)」2機の合計20機を発注している。
もしかしたら、2025年大阪・関西万博の期間中に、関空に特別に就航するかもしれない。
777-9型機
揚力を最大化させるため、全幅は約72m(飛行時)と非常に長い。
そのため、駐機時には翼端を折りたたみ全幅はを約65mまで短縮する。
ちなみに滑走路の幅は、主要空港で幅60m、地方空港では幅45mの空港もある。
777-8 | 777-9 | |
座席数(2クラス構成) | 384席 | 426席 |
航続距離 | 16,170km | 13,500km |
座席配置 | 双通路型 | 双通路型 |
エンジン | GE9X | GE9X |
翼幅(飛行時) | 71.75m | 71.75m |
翼幅(駐機時) | 64.82m | 64.82m |
長さ | 69.79m | 76.72m |
ウィングチップ | 炭素複合材で作られた非常に長い主翼には、折りたたみ式のウィングチップを採用。
既設空港に対応するため駐機時には折りたたみ、飛行時には7m(23フィート)長くなるよう展開し、大きな揚力を発生させて燃費効率を最大化する。 |
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初納入 | 2025年予定 |