出典 熊本県
熊本県は、熊本空港周辺地域の将来像と実現に向けた取り組みをまとめた「新大空港構想」を発表した。
台湾積体電路製造(TSMC)の熊本県菊陽町進出などを背景に、産業や交通ネットワークなどの分野で一体的まちづくりを2033年度までの10年間で進める。
蒲島知事は「熊本の100年後の発展につながる構想としたい」と述べた。
主要4施策
施策 | 施策内容 |
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空港機能の強化 | 新規路線の誘致や国際航空貨物の取り扱いを推進
空港から熊本市中心部までのアクセス改善のため、JR豊肥線と結ぶ空港アクセス鉄道の早期整備 空港運用時間(午前7時半~午後9時半)の見直し |
産業集積・産業力強化 | 半導体産業のさらなる集積(新生シリコンアイランド九州の実現)
農業や医療といったライフサイエンス分野を中心に、自動車や半導体産業に次ぐ県内産業の「第3の柱」の創出を目指す |
交通ネットワークの構築 | 県道大津植木線の多車線化、将来的には6車線化
公共交通機関の利便性向上に向けて、バス路線の新規開設や通勤時間帯のバス専用レーン導入の検討 |
快適な生活ができる街づくり | 外国籍の方が日本語や日本文化を学ぶことができる機会を創出するとともに、関係機関と連携しながら、子供たちのために国際的な教育プログラムを提供するなど、教育環境の整備に取り組む |
空港アクセス鉄道?(出典 熊本県)
出典 熊本県
出典 熊本県
阿蘇くまもと空港の概要
名称 | 熊本空港 |
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種別 | 国管理空港 |
設置管理者 | 国土交通省 |
供用開始日 | 昭和 46 年(1971 年)4 月 1 日 |
総面積 | 1,799,665 ㎡ |
滑走路 | 3,000m×45m |
スポット数 | 9 スポット |
運用時間 | 7:30~21:30(14 時間) |
旅客施設 | ターミナルビルの延床面積:約 37,800 ㎡ |
駐車場 | 2,103 台 |
貨物施設 | 延床面積:2,118 ㎡ |
利用者数 | 327万人(国内線316万人・国際線11.4万人) |