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大阪ガス、2024年3月決算、過去最高の当期純利益1,327億円

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ガスビル(2019年2月撮影)

大阪ガスが、2024年5月8日に2024年3月決算を発表し、当期純利益は1,327億円で過去最高となった。

ただ、LNG(液化天然ガス)価格の下落により、売上高は昨年度の2兆2751億円から▲8.4%減少の2兆830億円となった。

 

2024年3月決算
企業名 大阪ガス 東京ガス
売上高 2兆830億円 2兆6645億円
営業利益 1,726億円 2,203億円
経常利益 2,266億円 2,282億円
当期純利益 1,327億円 1,699億円

 

大阪ガス(ガスビル西館)計画

出典 大阪ガス

大阪ガスは、大阪市中央区の「ガスビル(南館と北館で構成)」の西側に「ガスビル西館」を2024年に着工、2027年頃に建設竣工する。

新築する「ガスビル西館」の規模は、地上33階建・高さ約150m・延床面積約9万㎡(当ブログ試算・既存棟と合計13.6万㎡)で、低層階(1F~2F)は商業施設、高層階はオフィスとなる。

既存の「ガスビル」は外観・床面積の85%を保存したうえで、数百億円かけて複合商業施設に改修し2031年頃に開業する。

アクセスは、大阪メトロ「淀屋橋駅」徒歩5分。

地図

 

ガスビル西館 概要

出典 大阪ガス(道路上空利用部分のイメージ・南より)

(西館・本館の数値については、当ブログの試算)

名称 ガスビル西館(新築)・ガスビル(改修)
所在地 大阪市中央区平野町4丁目1番2号
敷地面積 約10,370㎡(西館:5,000㎡・本館:5,307㎡)
延床面積 136,000㎡(西館:90,000㎡・本館:46,123㎡)
階数 西館:33階建・本館:8階建
高さ 最高150m(西館:150m・本館:31m)
容積率 1,200%
建ぺい率 80%
用途 オフィス・商業施設

  • 西館:多目的大ホール
  • 本館:コワーキングスペースやシェアオフィス
構造 西館:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
本館:鉄骨鉄筋コンクリート造
事業費 500億円(ガスビル改修費用も含むと推定)
着工 西館:2024年・本館改修2027年
竣工 西館:2027年頃・本館改修2031年頃

 

出典 大阪ガス(南から見たパース)

新築する「ガスビル西館」と既存棟の「ガスビル」とは、道路上空を利用し一体化される。

具体的には、3Fと7Fで往来でき、4F~6Fは吹き抜けになる。

Daigasグループ本社機能の「ガスビル西館」への移転・集約し、「ガスビル西館」の完成後に「ガスビル」の大規模改修に着手する。

ちなみに、ガスビル食堂は改修後も営業する。

既存のガスビルの内部にアトリウム(1F~8F)を設置する。

大阪ガスの「ガスビル」は1933年に南館が建設され、その後1966年に北館が増築された。

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