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阪神高速14号松原線「2024年12月7日(午前5時)」通行再開(喜連瓜破付近の橋梁の架替え工事完了)

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2024年12月(北東から撮影:中央部分)

2023年10月(北東から撮影)

阪神高速道路会社は、通行車両の荷重などで橋桁が沈下した14号松原線の「喜連瓜破橋」の架け替え工事を完了し、2024年12月7日(午前5時)に通行を再開する。

当初は、14号松原線の喜連瓜破(きれうりわり)出入り口(大阪市平野区)―三宅ジャンクション(大阪府松原市)の約2.5kmを2022年6月1日~2025年3月末まで全面通行禁止にする予定だったが、通行再開が約4か月早まった。

阪神高速14号松原線「旧・喜連瓜破橋」は、橋長154mのプレストレストコンクリート(PC)3径間有ヒンジラーメン箱桁橋で1979年に完成した。

車線数の多い長居公園通りと内環状線が交わる瓜破交差点をまたぐため、橋長を長くする必要があり、支間中央にヒンジを持つ構造を採用した。

建設当時としては一般的な構造だったが、経年とともに橋桁中央のヒンジ部を中心に設計時の想定を上回って垂れ下がり、路面が大きく沈下してしまった。

そこで従来のコンクリート橋を撤去し、ヒンジ部のない鋼製の連続橋を新たに架ける工事を行った。

出典 阪神高速

 

2024年12月(東から撮影:北から1番目の橋脚)

2024年12月(東から撮影:北から2番目の橋脚)

2024年12月(東から撮影:中央部分)

既設橋桁撤去

既設橋桁撤去については、高速道路上にレールとして使うための仮設桁を敷設し、移動作業車を用いて、既設コンクリート橋を、両側から低騒音工法にて徐々に撤去する。

 

新設橋架設


新たに架設する橋桁部は軽量で、強度の優れた鋼製の橋桁を高速本線上で予め組み立て、多軸台車を用いて送り出す工法で架設する。

その後、中央部の鋼製橋桁を吊り上げる。

 

2023年10月

2023年10月(北東から撮影)

北側部分・見えている緑の桁は解体用の仮設桁(2023年10月)

2023年10月(北東から撮影)

2023年10月(西から撮影)

2023年10月(南側部分を撮影)

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