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大阪・御堂筋の側道歩道化(西側)2025年2月末完了 長堀通~千日前通(なんば)の側道を歩道化 2037年完全歩道化

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2024年12月(ホテル日航大阪前)

大阪・御堂筋の「完全歩道化」構想

大阪市は、2019年に策定した「御堂筋将来ビジョン」に基づき、大阪のメインストリート・御堂筋の側道の歩行者空間化の工事を2023年年10月より進めている。

2024年8月25日、新橋交差点(長堀通)から道頓堀川北詰までの東側歩道(約700m)の供用を開始した。

2024年11月14日、新橋交差点(長堀通)から御堂筋清水町交差点(清水町筋)までの西側歩道(約300m)の供用を開始した。

さらに、2025年2月末までに、御堂筋清水町交差点(清水町筋)から道頓堀川北詰の区間の西側歩道(約400m)の供用を開始する予定。

これにより、新橋交差点(長堀通)から道頓堀川北詰までの東西の側道の歩道化が完了する。

出典 大阪市(図は西側だが、今回供用開始したのは東側)

 

御堂筋将来ビジョン

大阪のメインストリート・御堂筋の全体の長さは梅田―難波の4.2kmだが、御堂筋の完成100周年となる2037年を目標に淀屋橋ー南海難波駅までの約3kmの完全歩道化する。

スケジュール 区間
2024年4月26日 新橋交差点(長堀通)から御堂筋周防町交差点(周防町筋)の東側の側道(約300m)を歩道化
2024年8月25日 御堂筋周防町交差点(周防町筋)~道頓堀川北詰までの東側の側道(約400m)を歩道化
2024年11月14日 新橋交差点(長堀通)から御堂筋清水町交差点(清水町筋)の西側の側道(約300m)を歩道化
2025年2月末 御堂筋清水町交差点(清水町筋)~道頓堀川北詰までの西側の側道(約400m)を歩道化
2025年3月以降 淀屋橋~長堀通までの側道を歩道化
2037年 淀屋橋~南海難波駅までの約3kmを完全歩道化

現地標識を撮影

御堂筋の歩道の幅員は片側6mだが、側道(片側1車線)を歩道化し、歩道の幅員を片側13.5m(自転車道を含む)に拡張する。

これにより、御堂筋の幅員は44mのうち、東側13.5mと西側13.5mの合計27mが歩道(自転車道を含む)となる。

現地標識を撮影

大阪・御堂筋(西側歩道)2024年12月

長堀通新橋交差点(南方向に撮影)

関西みらい銀行の前(南方向に撮影)

ホテル日航大阪前(南方向に撮影)

OPAの前

アクタスの前

プーマの前(南方向に撮影)

アップルストアの前(北方向に撮影)

カルティエの前(南方向に撮影)

マイケルコースの前(南方向に撮影)

IWCの前(南方向に撮影)

JUN ASHIDAの前(南方向に撮影)

フェンディの前

フェンディの前(南方向に撮影)

久左衛門付近(南方向に撮影)

ドン・キホーテ前(南方向に撮影)

ドン・キホーテ前(北方向に撮影)

道頓堀橋北詰(北方向に撮影)

2025年2月28日工事完了予定

 

大阪・御堂筋(西側歩道)2024年4月

長堀通新橋交差点:南方向に撮影

関西みらい銀行の前:南方向に撮影

日航ホテル前:南方向に撮影

OPAの前:南方向に撮影

アクタスの前:南方向に撮影

プーマの前:南方向に撮影

アップルストアの前:北方向に撮影

カルティエの前:南方向に撮影

マイケルコースの前:南方向に撮影

IWCの前:南方向に撮影

JUN ASHIDAの前:南方向に撮影

久左衛門付近:南方向に撮影

ドン・キホーテ前:南方向に撮影

道頓堀橋北詰:北方向に撮影

 

大阪・御堂筋(東側歩道)2024年11月

新橋交差点(長堀通)

新橋交差点(長堀通)

エトワール心斎橋

エトワール心斎橋

心斎橋PARCO

大丸心斎橋店(本館)

大丸心斎橋店(南館)

バーバリー

プラダ

プラダ

ドルチェ&ガッバーナ

カンデオホテルズ大阪心斎橋

ルルレモン(カンデオホテルズ大阪心斎橋1F)

ピアジェ

クロスホテル

道頓堀橋北詰

 

御堂筋完全歩道化のスケジュール(2018年8月発表)

2017年 

2017年時点、御堂筋は本線4車線+側道2車線の合計6車線(一方通行)

 

2020年~2025年

御堂筋の自動車側道を廃止し、6車線から4車線とし、歩道を拡幅

 

2037年 

御堂筋の全車線を廃止、完全歩道化

 

出典 大阪市

スケジュール

日時 内容
2022年10月4日 長堀通から道頓堀川までの東側・西側の側道を閉鎖
2022年11月
  • 東側の側道から順次整備
  • 西側の側道は、検証後に開放予定
2024年4月26日 東側の側道(300m)の歩道化完成
2024年8月30日 東側の側道(400m)の歩道化完成
2025年2月 長堀通から千日前通(なんば)までの側道の歩道化完成
2025年以降 淀屋橋~道頓堀川までの側道(合計2車線)を歩道化
2037年 淀屋橋~南海難波駅までの車道(4車線)+側道(合計2車線)の6車線を完全に歩道化

当初計画では、淀屋橋~道頓堀川までの側道(合計2車線)の歩道化を2025年までに完了する予定だったが、計画が遅れており、2025年3月の大阪・関西万博までには間に合わない。

 

自転車の通行について(当ブログ提案)

2023年8月(心斎橋PARCO前:南方向に撮影)

御堂筋の東側の側道から歩道化工事を施行している。

自転車道も整備されているが、自転車同士がすれ違いする時に歩道にはみ出してくると思う。

歩行者と自転車の接触を防ぐために、自転車は左側通行にすべきだと思う。

 

当ブログ提案の自転車の通行方法

  • 御堂筋の東側:自転車は左側通行(南方向)
  • 御堂筋の西側:自転車は左側通行(北方向)

 

2023年8月(道頓堀橋の西側・南方向に撮影)

コメント

側道の歩道化は完成していないが、歩道が広くなった部分は、以前よりも歩きやすくなった。

完成すれば、心斎橋駅=なんば駅の距離は約800mなので歩いて回遊することができる。

回遊性が高まることで「心斎橋」と「なんば」はエリアとして一体化が進み、魅力度が向上すると思う。

 

完全歩道化について

御堂筋の自動車用側道(左右2車線)を廃止し、6車線から4車線化するのは賛成だ。

しかし、自動車用車線すべてを歩道化するのはいかがなものか?

御堂筋の車線が廃止されれば、周辺の「堺筋」や「四ツ橋筋」に車が流入して、大混雑になる。

さらに、御堂筋沿いのホテルや商業施設に行く場合どうするのか?

「堺筋」や「四ツ橋筋」経由でホテルや商業施設に行くしかない。

それだと、歩道も整備されていない周辺道路に自動車が流入し、逆に歩行者が危険になる。

救急車などの緊急車両はどうするのか?

結局、「御堂筋だけ完全歩道化」しても、街全体を考えると周辺の道路環境悪化するのではないか?

御堂筋の側道を歩道化すると、歩道幅は10m~12m(片側)に拡大する。

これで十分だし、必要なら土日祝日に歩行者天国にすればいいだけ。

タクシーや運搬のために車道は必要だと思う。1車線~2車線だと、渋滞するので、やはり本線4車線は残した方がいい。

騒音や大気汚染が懸念されるのであれば、EV(電気自動車)のみ、通行可能にすべきではないか?

もし、完全に歩道化するのであれば、道路の地下に荷物用の自動運搬システムのような施設が必要になるのではないか?

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