
ヒルトン系ラグジュアリーブランド「Umiuta Hiroshima, LXR Hotels & Resorts」が2028年に広島・宮島に開業する予定です。
2022年に開業した「ヒルトン広島」に続く、広島県内2軒目のヒルトンブランドとなりますが、LXRブランドとしては県内初進出となります。
世界遺産・宮島の玄関口に誕生
ホテルの建設地は、広島県廿日市市宮島口西のウォーターフロント。
世界遺産・厳島神社の大鳥居を望む絶好のロケーションに位置し、宮島観光の新たな拠点として期待されています。
「ウミウタ ヒロシマ エルエックスアール ホテルズアンドリゾーツ」ホテルの規模は、敷地面積約16,000㎡・地上7階建・客室数61室です。
ホテル名「Umiuta Hiroshima, LXR Hotels & Resorts」は、「Umi(海)」と「Uta(詩)」を組み合わせた造語です。
瀬戸内海の穏やかな潮の満ち引きを詩的に表現し、「時が止まり、魂が目覚めるところ」というコンセプトを掲げています。
一般的な高級ホテルのような豪華さを競うのではなく、自然や文化、静寂を体験価値として提供するブランドコンセプトが特徴です
地図


| 施設名 | Umiuta Hiroshima, LXR Hotels & Resorts |
|---|---|
| 読み | ウミウタ ヒロシマ エルエックスアール ホテルズアンドリゾーツ |
| 所在地 | 広島県廿日市市宮島口西1-266-3 他 |
| 敷地面積 | 15,864.82㎡ |
| ホテル延床面積 | 12,106.99㎡ |
| 階数 | 地上7階、地下1階 |
| 客室数 | 61室 |
| 付帯設備 | 料飲施設(オールデイダイニング、バー、スペシャリティレストラン)、スパ、屋内プール、フィットネスセンター等 |
| 開発担当 | 宮島開発合同会社 |
| 運営 | ヒルトン |
| 設計・施工 | 五洋建設株式会社 |
| 基本設計 デザイン監修 |
有限会社永山祐子建築設計 |
| 着工 | 2026年8月 |
| 竣工 | 2028年6月(予定) |
| 開業 | 2028年(予定) |
| アクセス | JR宮島口駅から約600m(当ブログしらべ) |
LXR Hotels & Resortsは、ヒルトンが展開するラグジュアリーコレクションブランドです。
世界各地で、その土地ならではの文化や歴史を体験できるホテルのみを厳選して展開しています。
日本では2021年に京都の「ROKU KYOTO」が開業し、今後は東京、箱根強羅、ニセコでも展開が予定されています。
今回の広島進出により、日本国内でのLXRブランドの存在感はさらに高まりそうです。
広島市中心部では外資系ホテルの進出が相次いでいますが、宮島エリアでは世界的なラグジュアリーホテルはまだ多くありません。
「Umiuta Hiroshima」の開業によって、宮島は「日帰り観光地」から「滞在型リゾート」へ進化する可能性があります。
高所得層の訪日外国人旅行者の滞在時間が延びれば、宿泊だけでなく飲食、交通、ショッピングなど地域経済全体への波及効果も期待できます。
今回の計画で注目したいのは、客室数よりも宿泊単価を重視する戦略です。
一般的な都市型ホテルでは200~300室規模が主流ですが、本ホテルは61室という小規模な構成です。
その代わり、一室あたりの面積やサービス水準を高め、高価格帯でも十分な収益を確保するモデルを目指しています。
近年はインバウンド旅行者の増加により、「宿泊人数を増やす」から「高付加価値で利益を伸ばす」方向へホテル業界全体がシフトしています。
宮島は海外からの人気も非常に高く、世界遺産という圧倒的なブランド力があります。そのため、客室数を増やすよりも、希少性を高めたラグジュアリーホテルの方が高い収益性を期待できるでしょう。
世界の高級ホテルブランドが、瀬戸内海の穏やかな自然や多島美に注目し始めているのかもしれません。
瀬戸内海は、世界中の富裕層を惹きつける新たな観光資源へと成長する可能性を秘めています。
そして大阪は、その瀬戸内エリアへの玄関口としての役割をさらに強化すべきでしょう。国際線が集まる関西国際空港や新幹線などの交通インフラを生かし、「瀬戸内観光のハブ」として国内外の旅行者を各地へ送り出す拠点となれば、大阪だけでなく関西・中国・四国全体の観光振興にも大きく貢献すると考えられます。
