
出典 JR北海道(旧計画高さ245m)
JR北海道などは、北海道新幹線の札幌延伸にあわせた札幌駅周辺の再開発として、JR札幌駅南口の「商業施設エスタ」跡地に超高層複合ビルを建設し、2034年度の開業を目指しています。
当初計画では、地上43階建・高さ約245mの超高層ビルを整備する予定でしたが、建設コストの高騰などを踏まえ、計画を見直す方針です。
新たな計画では、地上40階建、高さ約200~230m、延床面積約39万㎡の大規模複合ビルとなる見通しです。
施設構成は、低層階に商業施設とバスターミナル、中層階にオフィスと宿泊主体型ホテル(約300室)、高層階に高級ホテル(約200室)を配置する計画です。
また、オフィスフロアの基準階貸室面積は約1,000坪(約3,300㎡)を確保し、札幌市内では最大級のオフィス空間となる予定です。北海道新幹線の札幌延伸とあわせて、新たな札幌の玄関口として都市機能の強化が期待されています。
地図

出典 JR北海道
| 名称 | 北5西1・西2地区市街地再開発 |
| 所在地 | 札幌市中央区北5条西1丁目・北5条西2丁目 |
| 用途 | 商業・業務・ホテル・バスターミナル・駐車場 |
| 敷地面積 | 25,000㎡ |
| 延床面積 | 386,700㎡ |
| 階数 | 地上40階・地下4階 |
| 高さ | 200m~230m |
| 事業主体 | 札幌駅交流点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合
地権者
参加組合員
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| 設計 | 日本設計・清水建設 設計共同体 |
| 施工 | 清水建設(代表企業)、構成員(伊藤組土建、岩田地崎建設、札幌工業、泰進建設) |
| 着工予定 | |
| 竣工予定 | 2034年度 |

出典 JR北海道
旧・計画
| フロア | 機能 | 面積 |
| 41F~43F | 展望施設 | 4,500㎡ |
| 35F~40F | 高級ホテル(6フロア:200室) | 25,500㎡ |
| 10F~12F/18F~33F | オフィス | 85,500㎡ |
| 10F・14F~17F | 宿泊主体ホテル(300室) | 14,000㎡ |
| B1F~10F | 商業施設 | 109,000㎡ |
| その他共用部等 | 150,000㎡ | |
| 1F | バスターミナル | バスターミナル |
| 地下 | 駐車場 | 駐車場 |
高層階には、米ホテル大手のマリオット・インターナショナルが最高級ブランドのホテルを出店する予定です。現時点ではブランド名は公表されていませんが、「ザ・リッツ・カールトン」「セントレジス」「エディション」など、同社のラグジュアリーブランドの中から選定される見通しです。宿泊料金は、最低でも1泊4万~5万円以上になるとみられています。
ホテルは35~40階の6フロアに約200室を整備し、運営はJR北海道ホテルズが担当します。また、最上部の41~43階には、約4,500㎡の展望施設を設ける計画です。
施工は、清水建設を代表企業とする「清水・伊藤・岩田地崎・札建・泰進共同企業体」が特定業務代行者として担当します。
計画どおり完成すれば、現在の札幌駅前のランドマークであるJRタワー(地上38階・高さ173m・延床面積約28万㎡)を上回る規模となり、札幌を代表する新たなランドマークとして大きな注目を集めそうです。

- 札幌市・JR北海道ら5者は、JR札幌駅南口の「商業施設エスタやバスターミナルなど」を再開発する「北5西1・西2地区市街地再開発準備組合」を2019年11月に設立しました。
- 2030年の札幌冬季オリンピック誘致や2030年度末の北海道新幹線「札幌駅開業」を控え2028年度の供用開始を目指す計画でした。しかし、オリンピック誘致は中止され、本計画の規模も縮小される予定です。

出典 JR北海道

商業施設「エスタ」は2023年夏に閉店する。

新幹線アトリウム(出典 JR北海道)

駅前広場アトリウム(出典 JR北海道)

バスターミナル待合アトリウム(出典 JR北海道)

屋内テラス・内観(出典 JR北海道)

屋内テラス(出典 JR北海道)

スカイガーデン(出典 JR北海道)
