出典 ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラは、大阪駅北側の自社所有地に高さ約150mの超高層ビル「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」を建設しており、2019年12月末日に竣工予定。
2019年1月撮影
目視で35階建ての23階くらいまで鉄骨が組み上がり、一部の鉄骨は26階(床)まで到達しているようだ。
低層の商業施設の外壁カーテンウォールの設置はほぼ完成している。高層のホテル部分のカーテンウォールの設置が始まると予想される。
北西から撮影
鉄骨を3階分ずつ組立ており、1ヵ月で6階分高くなっている。こペースなら残り12階分(3階分×4回)を2ヶ月で組立できるかもしれない。
そうすると、2019年3月始めにも最上階(35階 高さ約150m)に到達する可能性がある。(前回は2019年5月と予想していたが、それよりも建設ペースが速い)
南から撮影
建物中央部分は26階(床)まで到達していると思われる。また、南面の中央が凸型になっている。
一般的には、エレベーターを南面に設置することはあまりない。というのは、日当たりのよい南面には客室を配置することが多いからだ。
また、本物件は1,000室の大型ホテルなので、エレベーターホールを中央の一か所ではなく、東西の2ヵ所に設置する可能性もある。(もちろん3ヵ所に設置の可能性もある)
「二方向避難の原則」(客室を出て左右どちらの方向に避難しても避難できる)から言って、「非常階段」は東西の端に設置されると思われる。
非常階段だけを東西に配置するというのも不自然な感じがする。
あくまでも一般論です。
もちろん、南面の凸部分がエレベーターの可能性はある。
国土交通省発表の資料などから、低層の商業施設のエレベーターは南側に設置される。
また、訪日外国人宿泊者に「ヨドバシ梅田」(南側)で買い物してもらうために、南側にエレベーターを設置して、「ヨドバシ梅田」へのアクセスをよくする狙いがあるのかもしれない。
JR大阪駅の南から撮影
「ヨドバシ梅田」越しに「ヨドバシ梅田タワー」が見える。
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ヨドバシ梅田タワー(仮称)物件概要
名称 | (仮称)ヨドバシ梅田タワー |
所在地 | 大阪市北区大深町4番8 |
用途 | 百貨店・飲食店・ホテル・駐車場 |
敷地面積 | 17,256.22平米 |
建築面積 | 6,708.64平米 |
延床面積 | 111,527.16平米 |
容積率対象面積 | 92,287.68平米 |
高さ | 約149.90m |
階数 | 地上35階・地下4階・塔屋2階 |
構造 | 鉄骨造・一部SRC・一部RC |
客室数 | 約1,000室 |
建築主 | ヨドバシホールディングス |
設計者 | 五洋建設 |
施工 | 五洋建設 |
着工 | 2017年8月8日 |
竣工予定 | 2019年12月末日 |
現地配置図
フロア構成
出典 国土交通省
フロア | 用途 | 延床面積 |
地上9階~地上35階 | ホテル | 約41,500平米 |
地下1階~地上8階 | 商業施設 | 約48,500平米 |
地下4階~地下2階 | 駐車場 | 約15,100平米 |
9階~35階には客室数1,000室の「阪急阪神第一ホテル」系のホテルが入居する。
ホテルブランドは未定だが、訪日外国人や国内観光客、出張客の利用を想定し、宿泊主体ホテルとなる予定。
ホテル部分の延床面積は約41,500平米で1室当たり約41.5平米となる。
レストラン、宴会場、廊下の面積を考慮すると、客室面積25平米~30平米と予想される。
地下1階~地上8階は商業施設となり、地下4階~地下2階の3フロアーは駐車場となる。
タワー北側地上1階には観光バス用の発着スペースを整備し、1階と2階にホテルフロントを設置する予定。
労災保険関係成立票の「事業の期間」は平成32年(2020年)1月31日となっている。
アクセス
2018年12月
2018年10月
2018年7月
2018年5月
2018年1月
2017年9月
ペデストリアンデッキ(pedestrian deck)は歩行者用の高架建築物の意味で、歩道橋と異なり、広場としても機能も持つ。