【2021年7月18日 兵庫県知事選】斎藤氏が当選(立候補者5名一覧・得票数)

井戸敏三 兵庫県知事(75歳)が2021年7月31日の任期満了で退任する意向でこれを受け「2021年7月18日」に投票が行われ「斎藤元彦氏が当選」した。

2021年7月1日に告示され、5人が正式に立候補を届け出ていた。

候補者経歴得票数
斎藤元彦氏(43歳)前大阪府財政課長858,782
金沢和夫氏(65歳)前兵庫県副知事600,728
中川暢三氏(65歳)元加西市長140,575
金田峰生氏(55歳)元兵庫県議員184,811
服部修氏 (47歳)音楽塾経営46,019
  • 得票数合計 1,830,915票

 

人口減少する兵庫県

兵庫県の人口は2020年の国勢調査で546万9184人となり、2015年比で6万5616人も減少している。

井戸県政を継承しても、有効な人口減少対策が期待できないと県民が判断したのかもしれない。

一方、自民・維新が推薦した「斎藤氏」も具体的な人口減少対策を示しておらず、「期待感」だけで当選したのかもしれない。

兵庫県の人口減少を食い止めるには大阪府(880万人)と連携して2府県合計1,427万人という東京都の人口1,396万人(2021年6月現在)を上回る「経済圏」を一体化するしかない。

言うのは簡単だが、例えば「1万人級のアリーナ」を大阪府も兵庫県も、建設しようとしているが、これも一本化すると「大阪府」に建設されることになるかもしれない。「一体化」はかなり困難で、簡単には「兵庫県の人口減少」は止まらない。

人口減少に有効な対策を出せないなら「斎藤県政」は支持を失うし、兵庫県民にしても「大阪との連携」のために、アリーナも兵庫県は諦めて大阪府に一本化すれば、納得しないだろう。

今までは、大阪府は大阪府だけで決定してスピード感があったが、今後、兵庫県と連携するならば「調整」に何年もかかる可能性もある。

大阪府と兵庫県の連携は口で言うのは簡単だが、現実はかなり難しいし、逆に大阪府の再開発が遅れる可能性もある。

最終的には、兵庫県は神奈川県のように「ベットタウン」になるしかない。これを兵庫県民が認めない限り、兵庫県の人口減少はとまらない。

 

兵庫県内の人口分布

(当ブログ予想)

地域都市部以外神戸市兵庫県南東部
人口220万人152万人174万人
斉藤元彦氏
金沢和夫

兵庫県の都市部以外の人口は220万人と多く投票率も高いため、「金沢氏」が優勢と思っていた。

しかし、高齢者層にも「斎藤氏」支持が広がっており、全県的に「斎藤氏」が優勢となっている。

井戸知事が5期20年間、知事を務めたので、兵庫県の農村部(人口220万人)の高齢者層の支持を受けた候補者が勝利すると思っていた。

しかし、井戸知事の後継と目される金沢氏は神奈川県出身で、地縁血縁を重視する兵庫県農村部の支持が広がらなかったと思われる。

一方、斎藤氏は神戸市出身で、農村部の高齢者にとっては「自分の息子」のような親近感があったのではないか?

もし、斎藤氏(43歳)が当選すれば、吉村大阪府知事(46歳)と共に若いイケメン知事が関西をリードし、閉塞感漂う日本の国政にも影響力を与えるのではないか?

 

立候補者(2021年7月1日現在)
立候補者(敬称略)略歴支持政党など
中川暢三(65歳)
  • 兵庫県加西市出身
  • 信州大経卒
  • 松下政経塾
  • 鹿島建設
  • 元加西市長
無所属
斎藤元彦(43歳)
  • 神戸市須磨区出身
  • 東大経卒
  • 総務省入省
  • 前大阪府財政課長
自民党と日本維新の会が推薦
金沢和夫(65歳)
  • 神奈川県出身
  • 東大法卒
  • 旧自治省入省
  • 前兵庫県副知事
連合が推薦
金田峰生(55歳)
  • 神戸市長田区生まれ
  • 日本福祉大学卒
  • 元兵庫県議会議員
共産党が推薦
服部修(47歳)
  • 長野県出身
  • 音楽塾経営

当初、兵庫県の自民党県議団(44名)は前兵庫県副知事の金沢和夫(64歳)を推薦する方針だったが、2021年4月12日、自民党本部は斎藤元彦氏(43歳)を推薦することを正式に決定した。

これにより、自民党県議団(44名)は、「自由民主党(32名)」と「自民党兵庫(13名)」に分裂した。

 

日本維新の会は斎藤元彦氏(43歳)を推薦している。さらに、旧民主党系の「ひょうご県民連合(13名)」も齋藤氏を支援する方向で調整している。ちなみに、斎藤元彦氏の名前は「金井元彦 元兵庫県知事」の名前に由来して彼の祖父が名付けたもの。

 

前兵庫県副知事の金沢和夫氏(65歳)は、兵庫県自民党(会派32名)の立候補要請を受け立候補した。連合兵庫が正式に推薦を決定、立憲民主党兵庫県連は支援するが推薦は出さない方針。

 

  • 立憲民主党の議員も所属する「ひょうご県民連合(14名)」は、斎藤元彦氏(43歳)を支援する方向で調整中で、支援団体の「連合兵庫」と分裂選挙となる可能性がある。
  • 泉房穂(57歳)明石市長は、立憲民主党や国民民主党の元国会議員らが擁立を目指していたが、2021年4月6日に立候補しない意向を明らかにした。

 

 

兵庫県議会会派別議員数(2021年7月1日)
会派名人数
自由民主党32名
ひょうご県民連合13名
公明党・県民会議13名
自民党兵庫13名
維新の会8名
日本共産党5名
無所属2名
合計84名

斎藤元彦氏の支持県議は、自民党兵庫(13名)、ひょうご県民連合(13名)、維新の会(8名)の合計34名と予想される。

金沢和夫氏の支持県議は、自由民主党(32名)と予想される。

なお、公明党は「自主投票」の方針を決定している。

連合は「金沢和夫氏を推薦」しているが、ひょうご県民連合(13名)は斎藤元彦氏の支援の方向で調整している。

 

NHK「気になるのは隣の維新」https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/60503.html
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