
2019年1月
難波の旧歌舞伎座は、老朽化のため2009年に閉館、2012年に冠婚葬祭大手の「ベルコ」に売却された。
新国立競技場を設計した「隈研吾」氏が設計を担当し、19階建ホテルとして2019年10月に竣工し、2019年12月に開業する。
ホテルの低層部は、旧新歌舞伎座のファサードのデザインを継承し、その上部はホテル客室(150室)となる。

完成予想図
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ロイヤルクラシック大阪 物件概要
| 名称 | ロイヤルクラシック大阪 |
| 住居表示 | 大阪市中央区難波4丁目3番25 |
| 用途 | ホテル |
| 客室数 | 150室 |
| 敷地面積 | 2,292.65平米 |
| 建築面積 | 1,893.46平米 |
| 延床面積 | 26,493.58平米 |
| 容積率対象面積 | 22,348.55平米 |
| 階数 | 地上19階・地下1階 |
| 高さ | 85.85m |
| 事業者 | ベルコ |
| 設計 | 隈研吾建築都市設計事務所 |
| 施工 | 鹿島建設 |
| 着工 | 2017年6月 |
| 竣工 | 2019年7月15日 |
| 開業 | 2019年12月 |

「東立面図」と「北立面図」

東側正面低層階
「旧新歌舞伎座」の破風のデザインが再現されている。

南側から撮影

南側最高部を撮影
「HOTEL ROYAL CLASSIC」のサインボードが見える。

歌舞伎座(東京 筆者 撮影)
東京の歌舞伎座も隈研吾氏設計だが、最高部は普通のオフィスビルようになっている。
しかし、「ロイヤルクラシック大阪」の最高部は「旧歌舞伎座の屋根」のようになっている。
東京の歌舞伎座は高さ145mで地上からは最高部が見えにくい。
しかし、大阪の場合は高さ約86mで地上から見えるためかもしれない。
ここに隈研吾氏のこだわりがあると思う。
フロア構成
| 19階 | チャペル、アトリウム、バーラウンジ、パーティールーム |
| 12-18階 | 客室150室(ダブル30平米 126室・ツイン25平米15室・スイート80平米 9室) |
| 11階 | ホテルラウンジ、ホテルレセプション、レストラン |
| 10階 | ブライダルサロン |
| 9階 | バンケット5 |
| 8階 | バンケット4 |
| 7階 | バンケット3 |
| 6階 | チャペル、フォトスタジオ |
| 5階 | ウェイティングルーム |
| 4階 | 事務室 |
| 3階 | バンケット1、バンケット2 |
| 2階 | レストラン、ラウンジ |
| 1階 | エントランスロビー、テナント、カフェ |
| 地下1階 | ロビー、テナント、機械式駐車場 |
アクセス
