(旧)MID都市開発が大阪ビジネスパーク(OBP)に建設している超高層オフィスビル「ケイ・オプティコムビル (旧仮称 新MID大阪京橋ビル)」が2017年9月30日に竣工した。
スポンサーリンク
ケイ・オプティコムビル(旧仮称 新MID大阪京橋ビル)概要
- 計画地 大阪市中央区城見2丁目
- 敷地面積 31,869平米(ツイン21と一体申請)
- 建築面積 2,536平米
- 基準階面積 1,800平米
- 延べ床面積 49,612平米
- 階数 地上22階、地下1階
- 高さ 116m
- 設計・施工 竹中工務店
入居テナント
- 関西電力系の通信会社ケイ・オプティコム本社が中之島ダイビル(16F~25F)から移転予定で、大阪市内に分散しているサービス拠点や枚方市樟葉のeo光テレビ放送施設を統合し、1棟借りする。
- 移転対象事務所 中之島ダイビル本社、西天満オフィス、梅新オフィス、本町オフィス、樟葉オフィス
- 2018年1月4日(木)から新OBPオフィスビルで業務開始する。
中之島ダイビルに空室発生か?
ケイ・オプティコム社が中之島ダイビルから移転することにより、中之島ダイビルに空室が発生すると見られる。
中之島ダイビルの基準階は約1,500平米で9フロアで合計約13,500平米となる。
旧パナソニック大阪京橋ビルを取り壊し、「ケイ・オプティコムビル」(旧仮称 新MID大阪京橋ビル)を新たに建設した。
旧パナソニック大阪京橋ビル 概要
- 1974年8月竣工
- 延床面積 1万7143平米
- 階数 地上8階、地下1階
- 2013年6月にMID都市開発に約61億円で譲渡された。
MID都市開発
MID都市開発は、2005年に経営破綻した松下興産の不動産部門で2009年に関西電力の子会社となり、2016年4月に関電不動産と合併し「関電不動産開発」となった。
ビルの名称は「ケイ・オプティコムビル」と決定した。従来の仮称は「新MID大阪京橋ビル」となっていた。
最先端省エネビル
高さ116m、地上22階と大きいビルではないが、最先端の省エネビルで、今後の超高層オフィスビルの参考になるかもしれない。
省エネ設備
- 構造グレームによる日射遮蔽
- クライマー式スクリーンによる日射遮蔽
- ペアガラス採用
- 簡易エアフロー空調
- 自然換気による冷房負荷の低減
- 照明エリア制御
- 水蓄熱槽による非常時の雑用水転用