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【2020年度概算要求】「羽田空港616億円」「関西空港77億円」 「神戸空港3,000万円」【国土交通省航空局】

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出典 国土交通省

https://www.mlit.go.jp/page/content/001304312.pdf

国土交通省航空局は2020年度(令和2年度)の概算要求で、羽田空港の整備費に616億円、関西空港に77億円の予算を盛り込んだ。

コメント

関西空港の運営権は2016年4月に「関西エアポート」に譲渡された。

しかし、その後、関空では訪日外国人の利用が急増し、2016年4月時点では予想もしなかった「関空第1ターミナルの処理能力の不足」という事態となっている。

国は2020年訪日外国人4,000万人(インバウンド消費8兆円)を目標としている以上、国の予算で「関空2期島に本格的ターミナル」を設置すべきだ。

その上で、「2期島ターミナル」の運営権を「関西エアポート」が購入するというスキームを実施すべきではないか?

 

出典 国土交通省

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神戸空港6人増員

神戸空港は神戸市が建設し、現在は「関西エアポート」の子会社が運営を行っている。しかし、航空管制は大阪航空局神戸出張所が担当している。

神戸空港の運用時間を15時間から16時間に1時間延長するため、現在の23人体制に6人増員しその人件費3,000万円が概算要求に盛り込まれた。

参照 神戸新聞

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201908/0012648926.shtml

 

神戸空港の運用時間15時間の理由

神戸空港の運用時間が15時間に制限されたのは、関空に配慮したと言われてきた。しかし、それは間違いで、単に「管制官2交代体制の上限が15時間」だったに過ぎない。

2020年度から、神戸空港は29人体制になるわけで、人件費だけで合計約1億5000万円(増員分は3,000万円)かかる。

神戸空港の1時間延長は、それだけの価値があるのだろうか?

さらに神戸空港を国際化するなら、CIQ(税関、出入国管理、検疫)を新設し少なくとも16時間体制で対応しないといけない。

その場合、職員を50人増員するなら、国民の税金約2億5000万円余計にかかることになる。

神戸空港の小規模な国際線(1日20便~30便)は、それだけの価値があるのだろうか?

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