旧自衛隊豊中分屯地(大阪府豊中市 出典 財務省近畿財務局)
財務省近畿財務局では平成29年度第3回期間入札で、大阪府豊中市の旧自衛隊豊中分屯地を売却する。
入札書受付期間
平成30年1月5日(金曜日)午前9時~平成30年1月19日(金曜日)
開札 平成30年2月2日(金曜日)
応札者数1名で、落札されたが、落札金額など詳細は不明
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旧自衛隊豊中分屯地跡地 物件概要
名称 | 旧自衛隊豊中分屯地跡地 |
住所 | 大阪府豊中市北緑丘1丁目150-1 |
地目 | 宅地 |
用途 | 1種中高層専用/1種住居 |
敷地面積 | 43,917平米 |
建ぺい率 | 60% |
容積率 | 200% |
最低売却価格 | 41億4000万円 |
1,000戸規模のマンション建設も可能?
敷地面積が43,917平米で容積率が200%なので、延床面積は最大87,834平米となる。
平均面積70平米~80平米のマンションとすると、1,000戸分に相当する規模になる。
マンションの平均売却価格を4,000万円とすると、総額400億円のビジネスになるかもしれない。
一戸建ての可能性は低い
いわゆる新興住宅地(一戸建て)も考えられるが、50坪(165平米)の住宅が200戸(総面積33,000平米)程度になる。
道路や公園用地を作る必要があり、実際に宅地分譲できるのは開発面積の8割程度になるためだ。
1戸7,000万円で分譲しても、総額140億円で、マンションの400億円と比較すると総額が少なくなるので、一戸建ての可能性は低い。
高級住宅地の可能性も低い
1戸100坪(330平米)だと100戸分譲できるが、1戸2億円で販売しても、総額200億円なのでマンションの総額400億円より少なく、可能性は低い。
商業施設は建設できない
広大な土地なので、大規模商業施設が建設されるのではと噂されたが、用途が「1種中高層専用/1種住居」なので、大規模な商業施設は建設できない。
コメント
今回売却される土地は、豊中のロマンチック街道を北上し、国道171号線の手前に位置する。
写真では寂れた感じで、阪急箕面線桜井駅から約2km、千里中央から約3km程度と駅から遠く、バス利用となるが、住宅地としてはかなり環境がいい。