コスメブランドの「SHIRO(シロ)」の現在の本社は東京・青山にあるが、創業の地「北海道砂川市」の賑わい創出に貢献するため自社工場「みんなの工場」とカフェやショップなどの付帯施設を2023年4月28日に開業した。
北海道砂川市には、販売店舗を併設した「シロ カフェ 砂川本店」を以前に開業している。
「みんなの工場」の場所は、北海道砂川市内の旧江陽小学校跡地で、現在、同社は自社商品の半数を外注しているが、自社工場の生産量を現在の月産15万個から月産80万個に増加させ、すべて自社工場で生産する予定。
アクセスは、JR函館本線「豊沼駅」から約2km
地図
シロ 「みんなの工場」 概要
- 所在地 北海道砂川市豊沼町54-1(旧江陽小学校跡地)
- 敷地面積 18,000㎡
- 付帯施設 ショップ・カフェ
- 営業時間 工場(10:00~17:30)・ショップ(10:00~19:00)・カフェ(11:00~19:00)
- 生産量 月産80万個(現在15万個)
- 従業員 100名(現在40名)
- 着工 2022年5月
- 開業 2023年4月28日
- アクセス JR函館本線「豊沼駅」から約2km(シャトルバス・タクシー10分)
- 駐車場 148台(無料)
関西の店舗
- ルクアイーレ店(2F)
- なんばパークス店(3F)
- 大丸京都店(1F)
- 大丸心斎橋店(本館1F)
- 阪急うめだ店(3F)
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「白い恋人」の石屋製菓は「白い恋人パーク」を建設し、六花亭も帯広に庭園を併設した「六花亭ガーデン」を開業している。
企業間の競争が激しく価格競争になってしまうが、差別化するためにも「地域貢献」が必要な時代だろ思う。
大阪では「三方よし」という商人の心得えがある。「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」で、「売り手」と「買い手」がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。
21世紀でも通用する考えだと思う。