新型コロナのワクチン接種が進まない理由

2021年5月6日現在、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種回数は医療従事者395万回と高齢者24万回の合計419万回にとどまっている。

2021年4月の段階で、日本のワクチン輸入量は2,800万回なので、少なくとも2,380万回が使用されていない。

特に高齢者の接種回数は、2021年4月12日~4月29日の18日間の1日平均で約7,800回でしかない。明らかに高齢者へのワクチン接種回数を少なくしているようにも思える。

厚生労働省は、2021年4月30日、新型コロナウイルスのワクチン接種後の死亡は計19人になったと発表した。

350万回の接種で19人が死亡したということは、日本全体では1億人×2回=2億回の接種をすると、1,085人が死亡する計算になる。

しかも、350万回のほとんどは20代~60代の医療従事者に接種しているので、65歳以上の高齢者に接種した場合、死亡率はもっと高くなる可能性がある。

具体的に試算すると、高齢者3,600万人が2回接種すると7,200万回接種することになる。350万回で19人死亡しているので、高齢者は少なくとも390人が死亡する可能性がある。高齢者は医療従事者よりも死亡率が高いとすると、500人くらいの死者が出る可能性がある。

政府のワクチン接種の予定は2021年7月末までに高齢者3,600万人×2回=7,200万回分を完了すると報道されている。

仮に1日に72万回接種するなら、100日間で高齢者への接種7,200万回が完了するが、その100日間で、500人が死亡するとしたら、毎日5人が死亡することになる。

毎日、ワクチン接種で5人ずつ死亡するとなれば、ワクチン接種は中止になる可能性がある。

つまり、厚生労働省としては、高齢者の死亡率を見極めている段階で、日本国内に2,800万回分輸入したが結局419万回しか使用していないのだと思う。

 

20代~40代に接種すべきではないか?
厚生労働省の発表では、350万回接種で19人が死亡しているので、3600万人の高齢者に接種すると死者数は500人以上になる可能性がある。
一方で、年齢別の感染者数は20代が最も多く、20代~40代に感染が急拡大している。
したがって、体力のある20代~40代にワクチン接種をして、高齢者への感染を防止すべきではないか?
難しい政治判断ではあるが、それしか感染を押さえる方法はないと思う。
役人的発想ならば、高齢者接種は現状維持の1日1万回程度に抑制して、20代~40代のエッセンシャルワーカーを医療従事者に準じて接種を開始する方法もある。
エッセンシャルワーカーの範囲を広くして、鉄道やバスなどの交通機関関係者、スーパーの店員さ、百貨手の店員さん、宅配便の運転手さん、金融機関や市役所などの窓口担当者などの20代~40代に大規模にワクチン接種をすれば、高齢者への感染を予防できると思う。
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