出典 日本国際博覧会協会
2025年大阪・関西万博 開催概要
テーマ | いのち輝く未来社会のデザイン |
会期 | 2025年4月13日(日)~2025年10月13日(月) |
会期日数 | 184日間 |
会場 | 大阪市此花区の人工島「夢洲」 |
所在地 | 大阪市此花区夢洲 |
会場面積 | 155ha |
アクセス | 大阪メトロ中央線(北港テクノポート線)延伸・新駅設置予定 |
経費 | 1,850億円(会場建設) |
800億円~830億円(運営費) | |
来場者数 | 2,800万人 |
パビリオン数 | 約110 |
入場料(予想) | 4,800円(当日・大人)⇒ 6,000円 ⇒ 8,000円?
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出典 日本国際博覧会協会
「海と空を感じられる会場」をテーマとし、大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲」の上空に、1周約2kmのリング状の大屋根(リング)を地上12m(外側の高さ20m)に設置する。
大屋根(リング)の建築面積(水平投影面積)は、約60,000㎡、高さ12m(外側は20m)、内径約615mの世界最大級の木造建築物となる。
このリング状の大屋根は、パビリオンを繫ぐ動線として上を歩くことができ、海を含めた会場全体を見渡すことができる。
出典 日本国際博覧会協会
さらに、基本計画では会場を「未来社会ショーケース」と位置付け、「脱炭素社会」や、人を乗せて移動する「空飛ぶクルマ」など先端技術の実証を推進する。
出典 日本国際博覧会協会
アクセス
JR大阪駅からのアクセス予想
事業者 | ルート | 交通手段 | 所要時間 | 予想運賃 |
JR西日本 | 大阪~桜島~夢洲 | 鉄道+バス | 25分(鉄道15分+バス10分) | 鉄道180円+バス200円=380円 |
大阪~夢洲 | バス | 25分(直通) | 500円 | |
大阪メトロ | 大阪~本町~夢洲 | 鉄道 | 30分(本町駅乗換) | 350円 |
JR新大阪駅からのアクセス予想
事業者 | ルート | 交通手段 | 所要時間 | 予想運賃 |
JR西日本 | 新大阪~桜島~夢洲 | 鉄道+バス | 30分(鉄道20分+バス10分) | 鉄道220円+バス200円=420円 |
博覧会事務局 | 新大阪~夢洲 | バス | 20分(直通) | 500円~800円 |
大阪メトロ | 新大阪~本町~夢洲 | 鉄道 | 35分(本町駅乗換) | 400円 |
大阪・関西万博公式キャラクター愛称「ミャクミャク(MYAKU-MYAKU)」
パビリオンワールド(PW)施設整備事業3件概要
工区名 | 概要 | 延床面積 | 棟数 | 実施設計・施工 | 契約期間 | 落札価格(税抜き) |
PW南東工区 | 管理施設、供給処理施設 | 4.9万㎡ | 21棟・大屋根周長約640m | 清水建設・東急建設・村本建設・青木あすなろ建設JV | 7月~27年2月 | 193億6000 万円 |
PW北東工区 | パビリオンタイプB・C、ゲート施設 | 5万㎡ | 23棟・大屋根周長約640m | 大林組・大鉄工業・TSUCHIYA・安井建築設計事務所JV | 7月~27年2月 | 116億8000万円 |
PW西工区 | パビリオンタイプB・C、供給処理施設 | 4.6万㎡ | 26棟・大屋根周長約640m | 竹中工務店・南海辰村建設・竹中土木・昭和設計JV | 7月~27年2月 | 175億5500万円 |
以前の料金案
券種 | 入場料(大人) | 入場可能期間 | |
普通券 | 通常 | 6000円 | 会期中1回 |
超早割 | 5000円 | ||
早割 | 5500円 | ||
開幕券 | 3300円 | 開幕~5月2日の平日1回 | |
前期券 | 4000円 | 開幕~7月18日に1回 | |
平日券 | 5000円 | 平日午前11時以降に1回 | |
夜割券 | 3000円 | 全日午後5時以降に1回 | |
夏パス | 9000円 | 7月19日~8月31日に何度でも可 | |
通期パス | 2万3000円 | 一部期間を除いて何度でも可 |
2025年大阪・関西万博 パビリオン
パナソニック、大阪万博パビリオン「ノモの国」
民間パピリオン |
飯田グループホールディングス |
一般社団法人大阪外食産業協会 |
住友EXPO2025推進委員会(住友グループ) |
特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン |
玉山デジタルテック |
電気事業連合会 |
一般社団法人日本ガス協会 |
NTT |
バンダイナムコホールディングス |
パソナグループ |
パナソニック |
三菱大阪 |
関西万博総合委員会(三菱グループ) |
吉本興業ホールディングス |
2025年大阪万博開催地「夢洲」
出典 大阪市
2025年の大阪万博の会場となる大阪湾の「夢洲」だが、2008年のオリンピック誘致が失敗し、その後、コンテナターミナルが建設され、現在では、メガソーラー発電所もある。
何度も計画が変更され、最終的にIR(統合型リゾート)70haと万博会場155haを建設することになった。
夢洲の開発概要
夢洲全体の開発面積 | 390ha |
コンテナターミナル(稼働中) | 90ha |
物流ゾーン(トラック待機) | 50ha |
IR(統合型リゾート)2028年頃部分開業 | 70ha |
万博 2025年 | 100ha |
万博(ウォーターワールド)2025年 | 55ha |
緑地未開発面積 | 25ha |
出典 大阪市
夢洲の現状は開発面積390haのうち、先行開発地区140haの埋め立てが終了している。
この先行開発面積140haのうち、90haがコンテナターミナルで残り50haが産業・物流ゾーンとなる。
産業・物流50haのうち、約8.3haがすでに分譲されている。
万博の計画図をみると、本来「産業・物流ゾーン」だった50haも万博会場のようになっている。
万博会場の面積は当初100haの計画だったが、国際博覧会協会の要請で155haに拡大する。
埋め立て工事が間に合わないので海水面を「ウォーターワールド」とし水上にパビリオンを建設し、それらを網目状の桟橋でつなぐ計画になった。
2020年ドバイ国際博覧会は開催延期
ドバイ万博は新型コロナウイルス感染症の影響のより、当初の予定から約1年間の後ろ倒しとなる2021年10月1日(金)~ 2022年3月31日(木)に開催される。
このため、2025年4月の大阪・関西万博までの準備期間が当初よりも1年短くなった。
ミラノ万博が成功した理由
2015年のミラノ万博(イタリア北部)は「食文化」をテーマにして大成功した。
インターネットで、世界中の情報がリアルタイムで分かる時代だが、ネットでは「食べる」ことができない。
つまり、ミラノ万博が成功した理由は、「インターネット」で体験できない「食文化」をテーマにしたからだ。
大阪万博2025のテーマは「人類の健康・長寿への挑戦」だから、「健康食・長寿食」をテーマの一部にすべきだ。
日本食は「健康食」というイメージがあるが、それを科学的に分析することは意義のあることだ。