2018年11月撮影
神戸市は、1995年の阪神淡路大震災の復興のために、1998年に「神戸医療都市構想」の検討を始めた。
20年後の2018年には、日本最大級の「バイオ・メディカル・クラスター」に成長したとされる。
しかし、神戸市民はポートアイランド南部にはあまり行かない。そのため、新聞報道をそのまま信じているのではないか?
20年間の総事業費は4,400億円だが、その経済効果があったのか?
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神戸医療都市 概要
神戸沖の人口島「ポートアイランド(第2期 南部)」に、先端医療研究所、大学、企業を集積させる開発事業で、1998年に構想の検討を開始した。
構想から20年後の2018年現在、約350施設、約9,400人が勤務している。
20年間の総事業費は、約4,400億円でうち神戸市の負担額は約700億円、残り3,700億円は国の負担額となっている。
しかし、社員数1名、2名の施設もあり、全ての研究所が最先端という訳ではなさそうだ。
3つのクラスター
クラスター(集積) | 施設内容 | 場所 |
バイオ・クラスター | 研究・開発施設 | 医療センター駅(北側) |
メディカル・クラスター | 医療機関 | 医療センター駅(南側) |
シュミレーション・クラスター | スーパーコンピューター | 京コンピューター前駅 |
出典 神戸市
千寿製薬(大阪市)神戸研究所
所在地 | 神戸市中央区港島南町6丁目4番3 |
用地面積 | 10,000.01平米 |
延床面積 | 15,915.16平米 |
階数 | 地上6階 |
開発要員 | 200人弱 |
契約内容 | 土地売買契約(2018年3月30日) |
操業予定 | 2018年10月 |
第一三共の研究子会社「アスビオファーマ」が賃借していた研究施設(社員150人)だったが、2018年3月末までに撤退した。
その後、千寿製薬が神戸市西区の「神戸クリエイティブセンター」など研究施設を統合し2018年10月から操業開始予定。
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